2021年11月17日
2021年11月17日
農から考える自然の摂理~「土の仕組みを探る」:大地5億年の歴史が100年足らずで破壊されていく
これまで見てきたように、自然界では、土が酸性になる現象はあるものの、生態系全体としては養分が失われにくい仕組みを絶妙なバランスの下で成立させてきた。
【「土の仕組みを探る」:瀕死の微生物たちが森の生態系を守る】
農業も、初期は焼畑農業をはじめ自然界の仕組みに寄り添いながら生産力を少しずつ高めていく手法が試行錯誤されてきた。
【古代から受け継がれる焼畑農業~農業を森の生態系に組込む仕組み~】
しかし人口増加の圧力を背景に、20世紀初頭に登場した「世紀の大発明」は、後の爆発的な人口増加と引き替えに、5億年かけて築かれてきた土壌の生態系を、わずか100年足らずで破壊していくことになる。
投稿者 negi : 2021年11月17日 Tweet