2009年1月26日
2009年01月26日
金融危機は、食糧問題に何をもたらすか?
どうも雅無乱です。
作成中の農業問題を扱った新しいグランドセオリー
金融危機は、食糧問題に何をもたらすか?の草案をアップしてみたいと思います。忌憚無いご意見を!
■金融危機は、食糧問題に何をもたらすか?
今年の夏、穀物が急激に高騰し、途上国を中心として世界は深刻な食糧難に陥った。世界中で食糧をめぐる暴動が頻発して大問題になったのは記憶に新しい。
日本でもその影響は大きく、家畜の飼料が高騰し、廃業に追い込まれた畜産農家が多数出た。乳製品や鶏卵の値上がりとして家計にも影響を与えたので、この問題の深刻さを肌で感じた方も多いだろう。
ところがその後、穀物価格は急落し、トウモロコシなどは高騰前の水準以下になっている。
安くなったので「やれやれ」というわけにはいかない。一度高騰した事で、中小規模の生産者は大打撃を受け、廃業が相次いだ。…ということは、全体として供給力は高騰前に比べて格段に落ちたということを意味する。一度失われた農業の生産力が回復するには長い時間がかかるのである。
食料の価格が急に高騰し、今度は暴落する…などという異常なことがいったいなぜ起こるのか。なぜ我々の生活は(特に途上国の人々の生活は)そんな事に振り回されるような状況になったのか。
今後、私たちが安心して生活していくためには、この問題の原因を探り、状況を改善して行かなくてはならないだろう。
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投稿者 nanbanandeya : 2009年01月26日 Tweet