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2014年09月08日

『農業革命;未知なる乳酸菌』シリーズ-7 ~乳酸菌等による環境革命~

『農業革命;未知なる乳酸菌』シリーズ、7回目は『農業革命;未知なる乳酸菌』シリーズ-1 ~乳酸菌の大いなる可能性~『農業革命;未知なる乳酸菌』シリーズ-2 ~食に関する乳酸菌~に続く乳酸菌の効用を紹介するシリーズ第3弾で、環境革命と題しまして農業や食の枠を超えて乳酸菌を含む細菌類の環境への効果をるいネットより広く紹介していこうと思います!

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■乳酸菌の環境改善可能性事例

○乳酸菌がプラスチックを生成
微生物発電
画像はコチラからお借りしました。
植物は空気中のCO2を吸収して糖を作り、これを細菌が乳酸に変え、さらに人間が手を加えてプラスチックに変える。しかも使用後は土などに埋めておけば、細菌によって分解されて乳酸に戻り、自然界に返ることもわかっている。

○分野別のEMの活用法
EM画像2
画像はコチラからお借りしました。
・医療
EMが産生する多様な抗酸化物質と生理活性物質により、EMの中の光合成細菌のレベルが高くなると非イオン化作用と同時に放射能や紫外線などの有害なエネルギーを無害化したり、有用なエネルギーに転換する現象が認められてます

・畜産
EMが作りだす抗酸化物質や有機酸には、悪臭物質を分解する働きがある他、有機物を腐敗させずに分解するため、悪臭の緩和に絶大な効果があります。

・水産・養殖
EMを混入したエサを与えることにより、有機物を分解してヘドロの堆積を減少させ、水質を浄化するなど、環境への負荷を低減することができます。

・建築
建築の分野でも、素材にEMやEM・X/セラミックスを混入してその機能を高めることが可能であり、建造物の耐久性を向上させたり、接着剤の有機溶剤の害を減らすなどの効果が期待されています。

・環境問題
EMによるダイオキシン抑制法では、EM・ZとEM・Zセラミックス処理及び散布することにより、含有するミネラル(金属)と塩素が強く反応し、毒性のない単純な塩(えん)となることで、ダイオキシンの生成を抑制することがわかっています。

まだまだ認識されていないかもしれませんが、みなさんが環境問題だと捉えているものの殆どが乳酸菌の力で劇的に改善していくことが海外事例も含めて実証されてきています。乳酸菌は人や農だけではなく環境にとっても良い効果を生み出すことができるという乳酸菌の無限の可能性を感じますね!

■その他の微生物の環境改善可能性事例

・微生物による発電
多くの微生物は、細胞内に取り込んだ有機物が持つ電子エネルギーを増殖や、自らが生きるために利用しています。中には、まだエネルギーが残っている段階で体外に電子を放出する微生物も存在します。電流発生菌は電子を直接電極に渡すことができるのです。これを利用して電子を電力として取り出そうというのが、“微生物燃料電池”です。

・バイオトイレ
バイオトイレ
画像はコチラからお借りしました。
好気性微生物に一定の水分と温度を与え、撹拌することにより、微生物が活発に働き、排泄物を「炭酸ガス」と「水」に分解します。し尿と生活雑排水の処理を分けることでし尿はコンポストトイレで発酵分解して堆肥化することができます。

・NEDO微生物機能を活用した高度製造基盤技術開発
本プロジェクトは、微生物が持つ、エネルギー消費が少なく廃棄物も少ない物質生産機能を活用した工業原料等有用物質の製造プロセスの確立を目指しています。

・「微生物カプセル」でレアメタル回収
これは、金属イオンを体内に吸着し還元することができる微生物をバイオカプセルの中に閉じ込めて回収しようというものです。

まだまだ得られるエネルギー量は微量ですが、エネルギーの自給へ向けて注目が集まっています。微生物が発電する環境として田んぼの泥(有機物)が有効であるという研究成果もありますので農業とも関連があって実に興味深いですね。今後の研究に期待大です!また、化学物質たっぷりの人工的な製品ではなく、自然から頂いたもので作って自然に返す、そんな当たり前の循環型社会を実現していきたいですね!

■まとめ

みなさんいかがでしたか?
乳酸菌を含む細菌類の環境への効果は微弱ではありますが既に至るところで着実に実証されています。今私たちに求められているのは、こうした可能性に目を向けて感心して終わるのではなく、更なる可能性は無いか共に追求することではないかと思います。
我々も本ブログを通して先駆的な事例を発信していきながら更なる可能性を追求していきますので共に追求していきましょう。

次回は、先駆的な事例として「あいの天恵農法」をご紹介します。

投稿者 noublog : 2014年09月08日 List   

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