2014年9月23日
2014年09月23日
『都市型直売所の可能性を探る』5~生産(農)と交換(商い)の歴史<始原・縄文・古代・中近世>~
・1.都市と地方をつなぐ直売所の拡大。その原動力とは何か?
・2-1.鮮度とは何か?追求潮流<流通技術編>
・2-2.鮮度とは何か?追求潮流<生命力編>
・3.生産者を組織化し、本物の野菜をつくるには?
・4.消費者に「本物の価値」を届ける先端事例
これまでの投稿では、現代の意識潮流を押さえ、最先端の直売所の分析を行い、生産者・消費者の組織化(共同体化)というキーワードが見えてきました。
今回の投稿では、時代のレンジを大きく広げ、「商い(交換)」の歴史・意味について考えていきたいと思います。
農村部では、戦前までは基本的に自給自足を行ってきましたし、現在でも自分たちでつくって食べることが基本の地域も多いでしょう。食は、「人類(生物)が生きる上で必要不可欠なもの」であり、「期待・応合に貫かれた共同体性・信認ネットワーク」が集団を支え、物資の交換もそれが下支えにあったとも言えます。
画像はこちらからお借りしました。
今回の投稿では、外圧 ⇒ 生産と交換 ⇒ 集団形成の関係について歴史的に整理し、現代の意識潮流につながる土壌を紐解いていきます。
投稿者 noublog : 2014年09月23日 Tweet