2007年8月27日

2007年08月27日

近代化で失ったものを伝える教育 ~農業は近代化に負けない

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田植えのころ…男の人が型枠を回して型をつけたあと、早乙女たちは苗かごを腰につけ田植えする。一年のうちで最も忙しいときで、子供たちも手伝いにだされる。仕事の間には、ひと休みして世間話に話がはずむ。千畑町郷土資料館蔵
農業という営みの目的は、所得増大だったのだろうか。
NPO法人『農と自然の研究所』代表の宇根豊氏(「天地有情の農学」著)が1995年に平均年齢72歳の百姓にアンケート調査をしたことがあるそうです。
それを紹介します。

「あなたの百姓としての人生で、いつごろが一番楽しかったですか。その楽しかったことは何だったのですか」
40人ほどの回答で圧倒的に多かったのは、
「昭和30年代の前半が一番充実していた。そのわけは、家族全員で仕事ができたから」。
いまもっとも失われているものこそ、人間の幸せの源泉ではなかったのか。

~ 応援 宜しくお願いします。
 

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投稿者 pochi : 2007年08月27日