2007年8月12日

2007年08月12日

7月の日照不足と長雨

【記録的な日照不足 気象庁、7月の天候まとめ】
 気象庁が1日まとめた7月の天候によると、本州に停滞した梅雨前線や台風4号の影響で曇りや雨の日が多く、東・西日本を中心に日照時間が記録的に短くなった。静岡市では平年の50%と過去2番目の少なさを記録。月平均気温は北海道と本州の広い範囲で平年を1度以上下回った。
 まとめによると、日照時間は関東・甲信や北陸で平年の60%以下。東京都心は計80.6時間と、平年の55%にとどまった。静岡では平年の50%の76・4時間など、4カ所で過去2番目の短さを記録した。
 降水量は西日本から東日本にかけての太平洋側で激増。宮崎県の延岡で834.5ミリ、静岡県の清水で696.0ミリといずれも平年の3倍を超え、7月としては観測史上最多の月間降水量を記録した。
 対照的に梅雨前線の影響の小さかった北日本の日本海側は平年の半分程度。北海道の羽幌ではわずか15ミリ(平年の15%)と過去最少だった。
 同庁は当初、ペルー沖で海面水温が下がる「ラニーニャ現象」の影響で太平洋高気圧が強まり、梅雨明けも早いとみていた。しかし、梅雨明けは軒並み平年より遅い結果となり、7月はラニーニャの影響が小さかったとみられる。
(産経新聞2007/08/01 22:04)

前回、奈良県の大宇陀地区における7月前半の日照不足について報告した正国です。
引き続き7月全体の報告です。
○7月の日照時間
・1~15日   5.6h 0.37h/日
・16~31日 59.4h 3.7h/日
・1~31日  65.0h 2.1h/日
・平年    121.5h 3.9h/日
前半が、いかに日照不足だったかを前回も報告しました。
後半、なんとか晴れ間がのぞきだした3.7h/日が平年値に近いわけです。
7月全体では、平年の約半分です。
○6・7月の降水量
      今年    平年
・6月 166mm 219,9mm
・7月 353mm 182,8mm
  
  6月は意外と雨は少なかったわけですが、7月に入るととにかく雨ばかりで日が照らなかった。梅雨明け後も雨が続き、平年の2倍近い降水量でした。
7月の日照不足と雨続きにより、野菜などに障害が出ています。
黒大豆では畑が乾かないので、耕運・畝たて・播種などの予定のずれ込み。
その後の生育でも、根はりが悪く成長も遅れています。
みなさんの農作物の状況はどうですか?
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投稿者 totokaka : 2007年08月12日