「ダイポールモード現象」 |
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2007年11月01日
国内産業が潰されていく!
食品会社の偽装問題が、次々と明らかになっていますね。
これはしばらく続きそうだな、と危惧している小松です。
ミートホープ、白い恋人、赤福、比内地鶏、そして船場吉兆。もちろん偽装や嘘はよくないことですが、何も実害が出ていないのに何故ここまで大騒ぎになるのか?どこか腑に落ちないところがあります。
これらの偽装の殆どは、内部告発により発覚したと言われています。農水省が設置する「食品表示110番」では、今年5月までは通報件数が、月平均100件程度だったのが、ミートホープ社の偽装事件以来急増し、9月は300件を超えたそうです。
一方で、こんな記事もありました。
政府・マスコミによって、保護される米企業と潰されていく国内企業
確かに、叩きやすい国内企業だけがガンガン叩かれ、操業停止に追い込まれています。しかし、こんなことばかりやっていては、国内産業はどんどん潰れていくことは明らかです。一体政府はどうするつもりなのでしょう?
いや、これは明らかに仕組まれていると見るべきではないでしょうか。
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内部告発にせよ政府の処分にせよ、企業の不正をなくすことが目的なのであって、企業を潰すことではないはずです。つまり、それらを取り上げるマスコミの報道姿勢こそが問題なのです。マスコミが殊更大騒ぎすることにより、企業の信用はがた落ちして、たちまち経営困難に陥り潰されていくのです。一方の政府も、そのようにして形成された「不正は許さない」という世論を無視することは出来ず、必要以上に重い処分を下さざるを得なくなってしまいます。そして、それに煽られるようにして、「食品表示110番」や内部告発が急増し、そしてまたマスコミが大騒ぎ・・・。
要するに、この食品偽装問題はマスコミにとっては格好のネタなのです。私権圧力の衰弱は、人々の集団離れと当事者意識を促し、それが内部告発の増加という形で顕在化してきているのです。加えて食の安心・安全に対する意識は、高まる一方です。従って、この問題は、今後も芋づる式にいくらでも出てくる可能性大です。
しかし、そうは言っても、日本の企業(食品業界)は現状認識が甘過ぎると思います。実害が無いとは言え、嘘や不正はいけません。それでは国民の信頼は失われるばかりです。今や厚労省も公取委もアメリカの手先と言っても過言ではなく、社内にも内部告発の目が光っています。これまでのように、形振り構わず利益追求に邁進するという訳にはいかなくなったのです。それよりも、襟を正して消費者の期待にしっかり応え、そのようにして評価を獲得していくことが、何よりも大切なのではないでしょうか。
例えば表示の問題などは、再利用でも先送りでも、そのことがきちんと明示され、安全性さえ保証されるのなら、充分受け入れられると思います。それは「もったいない」の精神にも合致するのですから。
一方、取り締まる側に求められていることは、やたらと重い処分を下して、国内産業を潰すことなどではなく、国内産業の置かれた状況を共有し、それに対しどうしていくのか、という企業としての姿勢や方針の共認を形成していくことです。それをせずに、ただマスコミに振り回され国内企業を叩き潰していくのは、外資に国内市場を明け渡す売国行為そのもであり、断じて許されるべきではありません。
あらためて私たち国民は、マスコミや売国奴たちの動きをしっかり監視し、その背後にある構造事実を掴んでいく必要があるのだと思います。
投稿者 komayu : 2007年11月01日 TweetList
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コメント
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投稿者 pink hermes : 2014年2月2日 12:19
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