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2007年06月17日

農業は大変危険な職業です。

日本の農業は、戦後の農地解放により小作農家の大部分は自作農家となり、市場社会に参入し、増産技術を積極的に吸収していきます。そして昭和25年ごろになると米国から導入された小型耕運機が爆発的に普及し農業の機械化の走りとなります。
日本農業が牛馬・人力から発動機を動力源にした機械化農業の始まりです。 😀
その機械の普及を年代別に見て良くと (社団法人日本農業機械工業会HP)より

日本の農業は、これらの農業機戒の発達と普及で辛い農作業から開放されました。
しかし、同時に農業機械による死傷事故が増加していきます。
農業の新規参入者である私には、どうして百姓には怪我の跡がある人が多いのか 疑問でした。 🙄
実は農業は大変危険な職業で死傷事故が大変多いのです 🙁
次を読む前にポッチ宜しくお願いします。
 

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特に農業では死亡事故が大変多いのです。平成16年度の農業(農作業安全センター資料)と建設業(厚生労働省)を比較してみると下記のようになります。
        死亡事故   
   農業    413  
   建設業   594
危険な職業とされている建設業と比べても大変高い数字です。
農業の死亡事故の原因と年齢構成を見てみると

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原因別事故発生状況
乗用型トラクターでは、機械の転落・転倒が89件(同機種による事故全体の66%)と最も多く、次いで回転部等への巻き込まれ14件(12%)となっている。
 歩行型トラクターでは、機械と立木やハウス支柱等との挟まれが19件(35%)、農用運搬車では、機械の転落・転倒が20件(51%)と最も多くなっている。
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年齢階層別にみると、65歳以上の高齢者の事故が297件となり、全体件数に対する割合は72%となっている。

これらの事故・危険作業事例が農作業安全情報センターで紹介されています。当然に不注意によるものは改善すべきですが、特に中山間地の農地では田畑の進入路が狭く急斜面であったりと危険な所が多く残っていて、アクロバット運転が必要な所が多く有ります。
毎年田んぼの準備が始まると思うことは、トラクターや田植え機の安全登坂角度を超えた斜面の上り下りがあと何年続ける事が出来るだろうか、 🙁 安全と思える所でもいつまで確実に農機具の操作が出来るのだろうかという思いです。 😥
近年の農作業での死亡事故の多さは、単純な不注意もありますが、後継者が少なく高齢者が運動能力以上の作業に従事しなせればならないという社会構造に主因があるのではないでしょうか

投稿者 hakosuka : 2007年06月17日 List   

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コメント

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