| メイン |

2009年05月05日

NPO農業の学校 その2 ~その実態に迫る~

皆さんこんにちはsugi70です 😀
ゴールデンウィークも終盤になりましたが、残念ながら天気はぐずついてしまいましたね。
でも、ブログの中はいつも晴れてるように、明るい内容で行きますよ~
さて前回は、新規就農者をサポートする『NPO農業の学校』の概要について紹介しました。
リンク→http://blog.new-agriculture.com/blog/2009/04/000827.html
でも、
実際にどんなことしているの?
研修生や、NPOの農業に対する意識は?
一日の生活の流れは?
などなど、未知数な部分も多かったと思います。
そこで今回は、NPO農業の学校が配布しているDVD
「農業のプロフェッショナルを目指して」
から、実際にどのような研修が行われているのか、そして研修生や研修先の農業法人はどのような意識をもって農業に取り組んでいるのかに迫りたいと思います
その前に、応援よろしくお願いします!↓

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ


そもそも、農業の学校は、農業法人サラダボウル社長の田中進さんが設立しました
ハウス栽培を中心に、トマトやほうれん草、小松菜、チンゲン菜などなど、様々な野菜を生産しています
そんな田中さんが農業の学校を設立した目的は、以下の通りです。

サラダボウルを設立した頃、パートの募集をしました。すると地域チラシの小さな広告だったにもかかわらず、1日60件程の問合せがあったのです。ホームページを立ち上げてみると毎日多くのアクセス数が集まり、メールで「研修したい」、「社員になりたい」などのメッセージが寄せられました。今でも立ち上げ当初から変わらない内容の、問合せメールが届きます。
こんなにも農業をやりたい人がいることに衝撃を受けました。年代は幅広く、中学校を卒業した人から年配の方まで。中でも10代、20代、30代の方を中心に、これから農業を仕事にしていきたいという問合せをたくさんいただきました。
これまでNPO農業の学校にお問合せをいただいた多くの方々は、農業未経験者でした。プロ野球選手になりたいけど、ボールもバットも持ったことがない、ルールも全く知らないといった状況です。そこからのスタートには、生産の現場に入る為のトレーニングが必要ですよね。
けれども、本当に農業をしたいと思う人がいるのに、農業のフィールドにつく方法が分からない。農業高校で農業を学んだ学生さえ、実際には就農していない、今の農業を取り巻く現実を知りました。本当の農業が経験できて、実際に就農をサポートしてくれる場所がなかったのです。
それで私は、サラダボウルとは別にNPO農業の学校をつくりました。農業を志す人が夢を諦めずに、本当に幸せに農業の現場で働く準備が出来る場所として。

田中さんも、元はサラリーマンで、トップセールスマンの道を駆け抜けていたそうです。そんな彼が、脱サラして農業の道を志したことで、農業の喜びのほかにも、実際に農業をやっていくうえでは様々なハードルが存在することを身をもって経験したことが、NPOの設立の大きな基盤になっていったのではないでしょうか。
さて、DVDの内容に入っていきましょう
~概要~
農業の学校は山梨県中央市にあります。ここには、全国各地から毎年100人以上の、様々な研修生が集まり、職種や性別、年齢も様々な人々を受け入れているそうです。
会社を辞めて農業の道を志す人
農業を体験してみたくて短期で訪れる女性
幼い頃から農業を目指し、実際のノウハウを吸収したい若者etc…
研修内容は、それぞれの目的に合わせて、体験程度のものから、就農をサポートする長期研修まで充実したものとなっています。
技術指導だけではなく、農地、販売先、就職先まで斡旋してくれるのがこのNPOの強みだといえます。
研修先は全国各地の農家さんや、農業法人から選択でき、また月に一回はベテラン農家さんを招いての勉強会も行われているそうです。
~一日の流れ~
さて、ここでは、長期研修に訪れたA君の一日の流れを追ってみましょう 😛
A君は農業高校出身の19歳で、将来は就農を目指しています
卒業時に、実際に農家になる方法が見つからなかったため、農業の学校にノウハウを学びにきたそうです。ここには、就農までの道のりを示してくれる、と期待して
□早朝五時□農業の学校の一日は朝早くから始まります。
研修生たちは一つユニークなことをしてから、農作業に出かけます。
それは、農作業に出かける前に、みんなで30分ほど、農業に関しての勉強会を開いていることです。
作業を行う前に、今手入れしている作物はどのような性質をもっているのか、農法についての勉強によって、研修先での一つ一つの作業にどんな意味があるのかを理解することが出来ます。
□午前中1 ~トマトハウスへ~□
勉強会が終わった後は、農作業に出かけます。
まず向かった先はトマトハウス。
A君は土に肥料をまく作業を任されていましたが、なぜその作業をおこなうのか、一つ一つ教えてもらいながらの研修でした。作業の意味を知ることで、ばらばらだった知識は構造化され、将来使える技術とて身についていくのでは、と思いました 🙂
■午前中2 ~レタス畑へ~■次にA君は、自分が二ヶ月前に種を撒いたレタス畑を見に行きます。
しかし、そこでの光景は、種まきが遅れ霜にやられてしまい出荷できなくなってしまったレタスの数々。。。
そのとき、A君がこぼした、『悔しいです』という言葉と表情が非常に印象的でした。
でも、そこで「なぜ失敗してしまったのか?」、「次成功するためにはどうする?」と、原因から解決策を考えることで、これからの貴重な糧になっていく、素晴らしい経験になるはずです。
□昼食□
A君は、そのほかの研修生3人と提供されたアパートで共同生活を営んでいます。
今回の昼食は、農場で採れた野菜をふんだんに使った炒め物でした。
自分で収穫した野菜を調理して、みんなで食べる。
これだけでも、最高の贅沢だと思いませんか?
□午後の作業□
午後は露地栽培の小松菜の収穫でした。
出荷できるサイズの小松菜を選んで、収穫していきます。
作業している人は何だか、みんな楽しそう
収穫作業は今までやってきた作業の集大成です。
だからこそ、喜びがダイレクトに実感できる作業なのかもしれません
□作業が終わるとみんなで夕食□
日が沈むと本日の作業はおしまいです。
みんなで集まって晩御飯を食べながら、
将来や、農業について熱く語ったり、今日の作業についての確認をしたり、、、
そんなこんなで、農業の学校の一日は終わりました。
この他にも、畑に生えているほうれん草をちぎって食べるシーンや、採れた野菜を家族にもっていくシーンなど、ところどころ印象的な場面が散りばめられていました。
このDVDには、農業の喜びをしってもらいたい!という思いのほかに、就農する上での現実をどう突破していくのか?を提示しており、田中さんの農業に対する真剣な意識が伝わってくる内容でした。
これから農業の期待が高まっていく中、このようなユニークな農業法人が増えていくことを期待しています
以上です 🙂
農業の学校について気になった方はこちらまで
リンク→http://www.agri-school.or.jp/

投稿者 sugi70 : 2009年05月05日 List   

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.new-agriculture.com/blog/2009/05/845.html/trackback

コメントしてください