2009年5月31日
2009年05月31日
自然薯の作付けが始まりました
おひさしぶりの三重のクマです。
うちの農園では、自然薯と、伊勢芋という薯(いも)を栽培しています。
今年も、作付けが始まりすでに芽を出し始めています。
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<農園の自然薯> <農園の伊勢芋>
自然薯といって、「アレか!」ピンと来る人が実は少ないんじゃないか?と思いますので、自然薯の紹介からしてみたいと思います。
自然薯は、アジア、アフリカ、ラテンアメリカなどの主に南部で主食にされている、ヤムイモの仲間で、ユリ目です。ヤムのうち、日本の原種が、自然薯(やまのいも)とされ、学名もDioscorea japonica(日本のヤム)とつけられています。
他に、日本にはナガイモや、大和芋とよばれるよく似た薯がありますが、それらは、大陸からの外来種で、16から17世紀ごろ渡来したようです。
自然薯と、ナガイモの特徴の違いは、葉の付け根が赤い物がナガイモ系(渡来系)、赤くない物が自然薯系(日本原産種)と見分けられますが、なんと言っても、粘りと風味の違いは一目瞭然で、自然薯それは、他と比べようがありません。
自然薯は、日本中の山に自生している蔓性の雌雄異株の多年草で、大きく3つの生殖で増えます。①花を咲かせて種をつくる生殖、②むかごと呼ばれる液芽(豆のような形の薯)から成長する ③前年の薯を種に成長する。
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自然薯の花 (ウィキペディアよりお借りしました) むかご 切り種芋
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投稿者 parmalat : 2009年05月31日 Tweet