2021年10月21日
2021年10月21日
『農村学校をつくろう!』シリーズ-8~江戸から学ぶ:子どもたち自身が集団をつくり、地域をつくる重要な役割を担っていた
前回の投稿に引き続き、中世・近世における日本の学び・子育てについて見ていきたいと思います。
前回の投稿では、中世・近世の子どもたちは、大人と常に一緒にいて、農業や生産活動も「真似る」ことで、社会で必要な力を身に付けたことを押さえました。また大人たちも、子どもたちを干渉することなく、のびのびと成長したのです。
今回の投稿では、江戸時代の子どもたち自身が集団をつくり、そして、地域をつくる役割を担うことで、一人前の大人に成長する基盤について見ていきたいと思います。
投稿者 hasi-hir : 2021年10月21日 Tweet
2021年10月21日
農から考える自然の摂理~「土の仕組みを探る」:土壌の生態系を救ったキノコ
3億年前、植物や微生物、土を取り巻く生き物たちの変化が土を変え、大地の姿を大きく変えた。
湿地を中心に繁栄していたシダ植物が衰えた後に登場した裸子植物「グロッソプテリス」。マツやスギなど私たちに馴染み深い樹木の先祖と言われるこの植物。彼らの適応戦略が、私たちが慣れ親しむ「森」の原型をつくるとともに、土の仕組みに大きな影響を与えていく。
今回は、大地の歴史5億年の中でも大きな転換期になったといえる「3億年前の土壌」にスポットを当てたい。
主役は、キノコである。
投稿者 negi : 2021年10月21日 Tweet
2021年10月21日
【農の歴史】コラム 古代から受け継がれる焼畑農業~農業を森の生態系に組込む仕組み~
縄文人が最初に行っていたとされる農業は「焼畑農業」と呼ばれます。
「焼畑」というと、「焼払い」などと混同され、森林破壊の印象を持たれることがありますが、実は本来全くの別物。自然と調和した「循環型農業」として世界的に評価されています。
しかし、森の生態系に合わせて行う焼畑農業は、長い時間と労力を要し、現社会ではそれをできる地域が少なくなっています。
この日本でも、今では宮崎県の椎葉村のみでしか行われていない農法なのです。
投稿者 ideta : 2021年10月21日 Tweet