2021年10月7日
2021年10月07日
農から考える自然の摂理~「土の仕組みを探る」:なぜ土は酸性やアルカリ性になるのか
「酸性の土地では作物がうまく育たたない」。
農業ではよく聞く話。たしかに酸性というと生き物に悪いイメージもあるが、植物との関係はどうなっているのか?
実際、土壌の酸性化は、多くの植物にとって歓迎できない事態である。
酸性土壌になると、有害なアルミニウムイオンが溶け出し、植物の根の生育を阻害してしまう。さらに、植物生育に必須なリンが水に溶けにくくなり、根から吸収しにくくなってしまう等の問題がある。
今回はまず、そもそも土はなぜ酸性やアルカリ性になるのか?を考えてみたい。
投稿者 noublog : 2021年10月07日 Tweet