2009年2月27日
2009年02月27日
【農】の持つ【教育力】は凄い!
こんばんは まるいちです。今日は【農】の持つ【教育力】についての記事です。
■2月15日に雅無乱さんが「世界経済危機で、より本質的な教育のニーズが顕在化する 『自然体験学習教室』」と言う記事を投稿してくれています。
この『自然体験学習教室』は【農】や【自然】をフィールドにして、【本物の生きる力】【本物の考える力=思考力】そして【同化能力】を子供達に身につけてもらいたい!と言う熱い想いで開催しています。
(詳細は、類塾のホームページ『自然体験学習教室』 類塾★自然体験学習教室の広場★ブログ をご覧下さい。)
●農の持つ教育力に注目し「農業小学校を作る会」を運営されている関田さん、と言う方がいらっしゃいます。彼の言葉に以下のようなものがあります。
るいネット「農の世界」を耕す 発想「転」じて大発見より引用。
「農業と言う営みが、私たち人間に教えてくれるものは山ほどありますよね。そこに潜在する力、言葉で言ってしまうと教育力になってしまうけれど、農の世界には、人を人として感化、教育してくれるものが確かに存在すると思いますよ」
「食べるものを作ると言う「しごと」は、人間にとって最も重要で基本的なもののはず。「食べるために」という当初の目標設定は、多分妥当だったと思う」
「火をおこしたり水をまいたりという行為は、子供たちは何かしら興味を示すものだとは当初から予想ができた。でも、土を耕したり種を撒いたりという「しごと」に対して嬉々として取組む子供たちの姿は正直、予想外だった」
「やはり、農業は人間の本能に結びついた、人間本来の「仕事」であるのかも知れない。と。また、それと同時に、「農の世界には、人間のこころを愉しませるもの、癒すものがあることも疑いのないものだ」
農の世界には、技術や理屈は勿論のこと、教養や知識として教育現場ではなく、人間本来の生きとし生けるものとしての「育(はぐくみ)の郷(さと)」があると、無言のうちにも雄弁に私たちに語りかけてくれているかのようだ。
★私たちも『自然体験学習教室』を運営して、この通りの事を感じてきました。
その中でも、この教室に参加した小学6年生の女の子の文章(=想い)は強く私たちの心に残っています。類塾ネットの投稿より引用
類農園~私と友達と、時々先生~ みどりがめ。 ( 小6 ♀ ) 06/12/10 PM10
エジソンいわく、成功のヒミツは「99%の努力と1%のひらめき」だそうだ。つまり、人は頑張れば何でもできるのだ。
この自然体験を1年間やってきて(トータルでは2年♪)、それがすごくわかった。それとともに、たくさんの笑顔に出会えたのは、自分でも誇らしい。一番実感できるのは、販売体験。まさか、1万円すら売り上げられないと思っていた私たちが、5万円も売り上げたなんて…。今でも信じられない。
星の王子様にでてくる「キツネ」いわく、大切なことは目に見えないそうだ。つまり、大切なことは心で見るのだ。
この自然体験ですごくわかった。販売体験のとき、商品をお客さんに渡しながら胸がクゥ――っと熱くなったのを今でも覚えている。
自然体験で、努力することを学んだ。これは、絶対忘れない。絶対忘れない。
きっとできるということ、大切なことは心で見るということ、これは永遠に私の心に刻み込まれてゆく。
★子供達は、私たちが期待した事の10倍も、100倍もの事を感じ、吸収してくれます。
そして自ら考え、周りに働きかけ、成長していきます。
これこそが【農】の持つ【教育力】の凄さ!だと思います。
続きに、類塾ネットの子供たちの投稿=想いを紹介しますので、是非読んで下さい。
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投稿者 nara1958 : 2009年02月27日 Tweet