2008年9月25日
2008年09月25日
“モンサント”の世界戦略(前編)の紹介 3/4
アグリビジネスの巨人
“モンサント”の世界戦略(前編)の紹介 3/4
前回 のつづきです。
* 動画はこちら ↓
http://video.google.com/videoplay?docid=2219229390528597169&hl=en
■牛成長ホルモン(rBGH)問題
マイケル・ハンセン博士 /アメリカ消費者同盟
モンサントは、政治的に巧みな駆け引きをやってのけました。牛成長ホルモンや遺伝子組み換え作物の認可取得において重要な役割を演じたのです。
リチャード・バロウズ /FDA 獣医師(1979~1989年)
申請書に添付されていたモンサント社の最初のデータには、欠陥がありました。乳腺の炎症や生殖機能の問題をひき起こす乳腺炎のような疾患に関する重要な調査を行って、いなかったのです。
そこで、私はもう一度やり直して情報の収集をするように指示しました。それで、認可に2~3年の遅れが出たでしょうねえ。
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【問い】そのことについて、FDAの反応は?
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【獣医師】FDAは、私を審査メンバーからはずしにかかりました。私がデータを見る機会はどんどん少なくなり、乳腺炎に関するものなど、私が要請したダータさえ、殆ど見ることができなくなりました。
認可の邪魔をするなら排除するというのが、上層部の姿勢でした。ある日、ドア指して出ていくように言われました。私は首ですよ。
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【問い】脅迫されたのですか?
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【獣医師】はい、モンサントの弁護士にねえ。私が不服申し立ての準備を進めていた時、もしバロウズが裁判で自己弁護のために企業秘密をバラしたら告訴する、とわたしの弁護士に言ったのです。
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投稿者 ayabin : 2008年09月25日 Tweet