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2014年09月03日

『農業革命;未知なる乳酸菌』シリーズ-6 ~実験編:実験を通して乳酸菌の効果を体感する2~

みなさんこんにちは!今回はシリーズで行っている『農業革命;未知なる乳酸菌』の実験篇第二回目です!

枝豆発芽

 

前回の投稿(『農業革命;未知なる乳酸菌』シリーズ-4 ~実験編:実験を通して乳酸菌の効果を体感する~)では、実験に関する目的や準備について投稿しました。今回は実験の過程と結果についてお伝えしたいと思います。

 

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乳酸菌 表
【気づき】
2日目にEM2(普)、水道水以外の試験体がとうとう発芽しました!!
発芽した数に注目すると、EM1+2(濃)が五つ、EM1(濃)が三つとEM濃度が濃いものの発芽率が高い!また、それらの試験体は土から葉が出たばかりのEM1(普)、EM2(濃)に比べ、土から茎の部分も見えてきていることから、成長も早いことがわかる。

乳酸菌 表2ー
【気づき】
5日目の気づきは、ほとんどの試験体で、始めに発芽したものだけ成長しており、新たに発芽することはありませんでした。
一部の試験体の土壌表面に霜のようなカビが繁殖していたこと!
(これは、土壌の水分含有率が高い事が要因だと考えられ、これでは土壌内の環境が悪化すると判断し、容器の底に穴を開け脱水出来るように改良)

乳酸菌 表3-1
【気づき】
全体的に成長が止まってきている様子。
この後は成長が完全に止まり、残念ながら実験は終了することになりました。

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■実験成果
水菜の成長は止まってしまい、中止することとなりましたが、この実験を通していくつかの結果を導くことが出来ると思います。

実験結果の簡易表
乳酸菌 表3

①EM2(普)は効果がなかった。
②1000倍に薄めたものより、100倍に薄めたものの方が成長が総じて大きい。(次回の実験では、10倍に薄めた場合や原液のままの検討も必要。)
③EM1とEM1+2では、濃度が濃いとEM1+2の方が成長が大きい。

・発芽率と初期段階における成長速度
2日目に発芽した際、EM1+2(濃)が五つ、EM1(濃)が三つとEM濃度が濃いものの発芽率が高いということがわかりました。また、その後の5日間は他と比べて最も成長が早いという結果が得られました。

・乳酸だけでなく、乳酸菌も必要
実験結果からもうひとつわかることは、EM1+2(濃)、EM1(濃)と濃いものが発芽率や成長速度に影響しているが、唯一乳酸菌の入っていないEM2のみが、その他のEM1(普)などの成長速度や発芽率と大差がありませんでした。

このことから、EM濃度が高いだけではなく、乳酸菌の存在も植物の成長には必要であるのではないでしょうか?

投稿者 noublog : 2014年09月03日 List   

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