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2008年09月08日

人類は穀食動物なり

こんにちは たてこです
食品シリーズちょっと迷走しつつ 、がんばります
今回は第4回
もう一度、人類は何を食べてきたの?というところに立ち戻って考えてみたいと思います
さて、最近、『知られざる人類婚姻史と共同体社会』というブログで、
初期人類は骨を食べていた!vol.1~9(まだ連載中)
というのが話題になっています 😀
おおまかな流れは、

vol.1初期人類が生存していたアフリカのサバンナでは、昼の炎天下 の中で行動すれば、比較的に大型獣に襲われる危険から回避でき、栄養価の高く、競合相手のいない自然界のニッチとしての骨を採取できた。
vol.2霊長類の中でも人類は、硬くて靭性の優れた分厚いエナメル質の特殊な歯 を持っている。
vol.3犬歯が大きくない代わりに、上下、左右、前後、回転といった感じに自在に動かせるあご を人類は獲得し、骨をすり潰すことができるようになり、骨食が可能になった。
vol.4人類の手 は、石を握り骨に叩きつけ、骨をを砕く為に適した形でなっている。
vol.5 vol.6では、島泰三さんの「口と手連合仮説」は、人類のみならず、霊長類全般にわたり一環した構造である。
vol.8脳は脂肪でできているといっても過言ではない。この大きな脳をつくるほどの脂肪は、骨以外に見当たらない。骨が、人類の脳をつくったと言える。

なるほど びっくりですよね
これまで、初期人類は骨の中の骨髄を食べていたのではないかという説があったそうなのですが、骨髄ではなく、骨を食べていたのでは?それでないと、人類はこんなに硬い歯をしていることの説明がつかないのでは ということなのです 🙄
しかも、骨は肉よりもはるかに栄養価が高いそうです
詳しくはぜひ、シリーズで読んで見てください
さて、もう少し時代は近づくのですが、確かにって思う記事をみつけたので紹介します リンクhttp://www.echigo.ne.jp/~mikio/kotonoha/daisuki/hiru024.htm

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「主食の不思議」98/07/06      みなみ てつや
不思議だ!
お昼に、そうめんを食べながらふと感じた。
人間はなぜそうめん、いや、小麦を食べるようになったんだろうか?それも大昔から。
最近の健康食ブームの中、新たにその栄養価が注目を浴び、あの小さな小麦の実の食べ方が研究されたあげく、こんなふうに麺にして食べるようになったのならわかる。しかし、大昔から、それこそ栄養価など考えられなかった頃から、あの取るに足らないほどの小さな実を、しかもそのままでなく、わざわざ手間暇かけて加工して、その上味気もないのでつゆに浸けたりしてまで食べているのだ。
考えてみれば、うどんもそう、パンもそう、米だってとてもたくさん集めて皮をむいて食べようなんて思えないに違いない。人間の主食と言われるものは洋の東西を問わず、なぜか小さな草の実が多い。
実に不思議だ。
たとえピンポン球ぐらいの大きさしかなかったとは言え、リンゴやミカンなどの木の実ならまだ食べようと気になるのはわかる。味も有るしどちらかと言えば好まれたであろうこういったものが主食となり得無かったのはなぜだろうか?
米、麦、はいずれも東洋だけでなく、西洋でも古くから食べれら続けてきた。それでは、それ以外の地域ではいったいどんなものを主食としているのだろうか?
中南米では、古くからトウモロコシを粉にしたものが使われていた。それ以外ではやはり米や豆類などが主食に使われているケースが多い。
こういったものの共通点を考えると、まず乾燥させるなどして、長期の保存が利くと言う事。それにすべて1年草、つまり簡単に作れると言う事だ。これはとても大事な事で、人口の増減や環境の変化、場合によっては領地の変動などにも、比較的対応しやすい。しかし、木の実ならそうは行かない。桃栗三年柿八年・・・などと言うほど、木の実は苗を植えてから収穫が可能になるまで時間がかかる。3年と言えばまだ短い気もするが、人間が文明を持たなかった頃、3歳で一人前だとされていたと言う学説も有る。3歳になれば自分の身も守れるし、食べて良いものとそうでないものの見分けもつくのだそうだ。複雑な文明社会の中にいるので、3歳と言えばまだ何も出来ないような気もするが、自然の中ではそうでもないらしい。
だから3年以上もかかる木の実は敬遠されたのだろう。保存が利くだけなら、栗や栃の実でも良いはずである。実も大きいし、味も有るし、皮を剥くのだって、硬いとは言うものの数を考えればその手間は、米や麦に比べてはるかに軽いものな筈だ。しかし、主食にはなり得なかったのは、この辺りに理由が有るらしい。
一部、年中あまり気候の変わらない赤道に近い地域で、タロイモやバナナなど、保存の出来ないものを主食とする地域も有るようだが、それ以外は、すべて、主食には保存の利くイネ科やマメ科のいわえる穀類を中心としたものが使われている。
それでは、昔はこういったものはどうやって食べていたのだろうか?初めから米を炊いたりうどんやパンにしたとは考えられない。
今でも野生の穀物として残っているヒエガエリ、エノコログサ、ツルマメ、カラスノエンドウなどの実を食べているのは主に鳥たちだ。犬や猫たちが食べているのを私は見た事が無い。だから、イネやムギなどの祖先を食べていたのもこういった鳥たちだろう。
しかし、鳥の食べているものを見ても、あまり腹の足しになりそうな気はしない。
古代の人の食事を確かめるべく、米を生のまま数十粒口に入れてみた。
とても現代食の様に、バリバリとは食べれる代物ではなかった。しかし、噛んでいるうちに、だんだんと米はその表面から柔らかくなり噛み砕けるようになってきた。それと同時にあのご飯の甘みらしきものが、口の中に広がってきた。
また、ほんの少ししか食べていないにもかかわらず、お腹がいっぱいになった感じがした。
古代の人は、現代人よりもはるかにあごの骨が発達していた。きっとこの米も、私よりももっと容易に噛み砕いたに違いない。
草姿は株立ちする稲や麦は、野生では小さな群落をつくっていたと想像される。
となれば、これを穂のまま口に含み、米粒だけを歯でしごきとって食べれば、一人当たり、数本の穂を食べるだけで済むので、ひとつの群落さえあれば、数人程度の家族が、数日食べる分の量はまかなえる。最初は、肉や、果物が採れない時のつなぎに食べていたのかもしれない。しかし、炭水化物としては比較的消費されにくい性質と、豊富な栄養素を含む米や麦は、それさえ食べていれば1度の食事で数日分のエネルギーは十分に取れる。間をつなぐにはうってつけだ。その上、保存も利くので、取って置きさえすれば、いつでも食べられる。まさに究極の救荒食物だったにちがいない。
その後、米は主にそのままの容で、麦は粉末にし加工して、お互い世界中で主食として活躍してきた。便利ですばらしい食物として、その地位を揺るぎ無いものにして来たのだ。
かつて、日本では西洋のように金銀ではなく、米を中心に経済活動が行われていたが、それも納得がいく気がする。

食養の元祖と言われている石塚左玄は、“人類は穀食動物なり”と言ったそうですが、穀物を食べるということに注目してみる価値はありそうだなと思いました

投稿者 staff : 2008年09月08日 List   

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コメント

成功している事業の社長ってやっぱりすごいのですね☆
緻密な分析力、何でもすぐに取り入れる柔軟性、そして活力がみなぎる前進力。
たまたまではない。計算したとおりなんだということも、観光では失敗するという視点も、なるほどでした。
成功している人の思考法を掴むことも鍵になりそうです☆

投稿者 りか : 2009年2月27日 00:08

りかさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
>成功している人の思考法を掴むことも鍵になりそうです
本当にそうですね。
モクモクファームと言えば、今や大規模に成功している農場ということになりますが、木村氏の考えをたどってゆくと、とても素直に、「伊賀豚をどうしよう」「どうやって売ろう」「どうしたらリピートしてくれる?」と、一つ進んでは考え、また進んでは考える、という具合に実現してきているように思えました。
試行錯誤しながら、活路を見いだしてゆく思考法は、是非学びたいです。

投稿者 sbaba : 2009年3月3日 20:42

あなたがあなたのビジネスの生命にとって重要であることがわかっているタスクに始めるんなら、いつでも気が紛れるように見えるのですか?あなたはそれが難しいあなたが稀にあなたが始めたものを仕上げていないことをポイントに手元の作業に注意を集中するために見つけた場合、私は今日はあなたのためにアドバイスを非常に密接に聞く。

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