2022年8月1日
2022年08月01日
『有機農業をまるっと見る!!』シリーズ5:持続可能な農業とは?~植物の共生ネットワークを破壊する近代農法と有機農業の可能性
前回の記事では、無機物だらけであった地上に、バクテリアと植物が有機物を作り出し、すなわち「土(鉱物の粒である砂に、有機物が混ざったもの)」を作り出していった過程を見てきました。植物は、バクテリアたちがわずかに作り上げた有機物の循環ネットワークを家族度的に拡大し、自らの生きる場を自分たちで拡大していったのでした。
一方で、近代農法が普及して以降、もともと肥沃な土壌で覆われていた広大な大地がどんどん砂漠化していっています(豪州やアメリカなど各地で報告されています)。
元々、植物は自ら肥沃な土を増やしていく循環を作るわけですが、なぜ、砂漠化が進んでいるのでしょうか?
そして、持続可能な農業というのは可能なのでしょうか?
今回の記事は、そのメカニズムを掘り下げます。
(画像はこちらからおかりしました。)
投稿者 o-yasu : 2022年08月01日 Tweet