2007年3月18日
2007年03月18日
エネルギー対策のせいで飢える日がくる?
まいど雅無乱です。
今日は、最近話題のトウモロコシの高騰について扱ってみる。
トウモロコシの高騰が止まらない。
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20070303AT1G0203V03032007.html(日経 3月2日)
ブッシュが新たなエネルギー対策として打ち出した方針に、「バイオエタノールの増産」が含まれていたというのも大きいが、それを見込んだ投機筋が先物買いに走っているのが最大の原因らしい。
シカゴ商品取引所のトウモロコシ相場は、昨年同時期のなんと2倍。
今年、エタノールにまわされるトウモロコシは32億ブッシェル程度になる見込みで、昨年比5割増。肉食が進む中国への飼料用トウモロコシの消費も増える傾向にあり、また、ラーニャ現象による作付け時期の長雨+夏季の高温・乾燥が予測される中、需給が逼迫する可能性が高い。
トウモロコシの高騰で、大豆からトウモロコシへ作付けを変更する農家が増える傾向にあることが唯一の救いだが、連作障害が出やすく、保険コストも高いトウモロコシは、今後も高値が続くと予想する専門筋が多いようだ。
という具合に、投機筋は勝手に分析して好きなことを言っているが、去年から続くこのトウモロコシの高騰でとんだとばっちりを受けている人々がいる。
(トウモロコシの高騰に抗議する人inメキシコ)
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投稿者 nanbanandeya : 2007年03月18日 Tweet