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2013年01月18日

最先端の意識潮流に応える農業体験事業とは?5.これからの農業体験はどうなる?【その可能性と効果】・・・まとめ

昨年から4回に渡って「最先端の意識潮流に応える農業体験事業とは?」をテーマにこのブログで記事を紹介してきました。
1.~プロローグ~
2.(農業)体験の変遷l
3.体験の歴史の背後にある、意識潮流との照らし合わせ
4.最先端の意識潮流 コラム~今注目の仕事体験って何?~
★今回の記事は、このテーマの最終回になります。
 5.これからの農業体験はどうなる?【その可能性と効果】・・・まとめ です。

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■農業や農村、自然には様々な機能があり、可能性があります。
現代の人々の意識潮流はどうなっているのか?【農業体験事業】に何を期待しているのか?まず、その構造解明から整理したいと思います。
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●参考リンクと用語の解説
○私権統合崩壊
参考:新しい潮流2 私権統合の崩壊と社会収束の潮流(’90・’00年代)
 ・私権
 ・統合
 ⇒私権とは、私的権益あるいは私的権限を略したもの。1970’先進国で貧困が消滅し、私権獲得が第一義ではなくなり、1990’代のバブル崩壊以降2000’頃から大きく社会の統合軸が崩れ、社会不全・共認不全が高まっていった。
○共認不全
参考:前夜の意識状況1 答えがないので、課題捨象
 ・共認
 ・不全
 ⇒共認とは、共に認め合うこと。不全とは、機能不全のこと。
○課題収束
参考:10/17なんでや劇場(6) ’70年~現代 収束不全⇒本能的な秩序収束⇒課題収束⇒認識収束
 ・収束
 ⇒収束とは、一点に集まっていく事。私権獲得に意味がなくなり、社会不全が高まった事により、みんなの役に立つような課題に収束する。
○能力収束
参考:8/12なんでや劇場6 農と塾における業態革命~他の業界も業態革命が起きていないのか
 ⇒みんなの役に立てるような能力獲得に収束する。
○独学志向
参考:8/12なんでや劇場4 業態革命~業態革命が必要となってきたのはなぜか
 ⇒3.11以降、マスコミや学者、政治家などへの不信から自ら学ぶ、追求すると言う志向が強くなった。既存の思想や学問の洗脳からの脱却が最底流にある。
○社会探索・事実追求
参考:新しい潮流2 私権統合の崩壊と社会収束の潮流(’90・’00年代)
 ⇒独学のためにネット等を使い、みんなの意識を掴み社会の事実を追及する人々が増えている。
○社会不全
参考:関係パラダイムの逆転1
 ⇒私権圧力が衰弱し、私権統合が崩壊すると、社会の閉塞感=社会不全が高まる
○秩序収束
参考:潮流9:経済破局を突き抜けてゆく充足・安定・保守の潮流
 ⇒統合不全が本能と共認に立脚した秩序に収束する
○安全安心期待
参考:共認の時代へ
 ⇒1990年代からのBSEや毒餃子事件、1995年の阪神・淡路大震災、そして2011年の3.11を経て安全安心を期待するどんどん意識が強まっている。しかしその根底には統合不全がある。
○自給志向
参考:8/12なんでや劇場4 業態革命~業態革命が必要となってきたのはなぜか
 ⇒私権が崩壊し市場への不信が強まる中で自らがモノを作り出す自給志向が強まっている。
○消費者・生産者交流 都市・農村交流
参考:最先端の意識潮流に応える農業体験事業とは?2.(農業)体験の変遷
 ⇒社会探索や共認充足の為の交流
○共認収束
参考:潮流1:共認原理と私権原理
   学生に与う3 新しい活力源=周りの期待に応える充足
 ⇒統合不全を解消するのは人類の根本機能である共認に収束し社会を統合するしかない。
○3.11震災・原発事故
参考:東日本大震災
    大転換の予感「潮流5」:失われた40年
 ⇒大きな災害であり、事件。マスコミや学者、政治家などへの不信が強烈に強くなったのと同時に共認収束、能力収束⇒独学志向・安全安心期待⇒自給志向を加速させた。
○【業態革命】市場を越えた信認関係の構築 傍観者から当事者へ
参考:8/12なんでや劇場4 業態革命~業態革命が必要となってきたのはなぜか
 ⇒共認充足需要に応えうるモノやサービス、人との繋がりや認識を供給する【業態】を創っていくことが次代の可能性。
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○★農の現場での仕事体験★
参考:最先端の意識潮流に応える農業体験事業とは?4.最先端の意識潮流 コラム~今注目の仕事体験って何?~
○同化能力の上昇
参考:10/17なんでや劇場(7) 現代~近未来 対象への同化こそが新しい認識を生み出す
   共認機能
 ⇒共認機能の原点・基礎。相手と同化することによって充足(安心感等)を得ることができる。この機能を土台にして、相手の課題=期待と自分の課題=期待を重ね合わせて、課題や役割や規範や方針を共認する(共に認める)ことが可能となる。
○段取り能力の上昇
参考:「段取り能力」や「スケジュール能力」を考える上でも欠かせない『新しい概念装置』
 ⇒仕事能力の基礎
○NW化
参考:共認社会を実現してゆくのは、共同体企業のネットワーク
   実現論:序6(上) 新時代を開くのは、共同体企業のネットワーク
 ⇒組織化やネットワーク作り。
○自らの力で皆の場を作る
参考:学生の課題収束を生む三つの流れ
   場作りは、女たちにお任せあれ♪
○みんなで作る社会
参考:自分たちで作る社会
   9/23なんでや劇場 (4)~新たな期待=本源期待とは何か?
○共同体社会の実現
参考:実現論:序2(下) 私権時代から共認時代への大転換
   新農(業?村?民?)共同体の創造と生産基盤の共有
「需要発から供給発へ」
【需要発から供給発へ認識を転換すれば市場再生のいろんなアイデアが湧いてくる】
★次に、■農の仕事体験が生み出し、次代に繋がる効果を詳しく記します。 みなさんも気になりますよね☆是非ご覧下さい。つづきが気になる方はポちっと↓応援よろしくおねがいします♪

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■農の仕事体験が生み出し、次代に繋がる効果
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○子供の教育効果・・・全人能力の上昇
○大人の能力獲得⇒実現・・・仕事能力・場作り能力・共認形成力の上昇
○女性の仕事の場(課題・役割)の創出・・・NW化・場作り能力⇒共同体の基盤作り
○高齢者の仕事の場(課題・役割)の創出・・・活力の維持、知恵や認識の伝承
★以上のように
現代の人々の意識潮流に合致した【農の仕事体験】を実現する事が人々の期待に応えられる【事業】
であると思います。
 すぐに実現できる【農業体験事業】は、まだまだ、本物の実現形態への入り口、きっかけに過ぎないと思いますが、本物の【場】と【事】を供給する事に繋げていきます。
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★現代は「旧い需要発の発想」ではなく、【供給発・・・自ら場と事を創る、そして社会を創っていく】時代であり、このこと自体が【農業体験事業】の目的であり、供給すべき中味だと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました

投稿者 nara1958 : 2013年01月18日 List   

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