農業全書に学ぶシリーズ<1>『農業全書』の基盤にある自然観や思想とは? |
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2013年10月25日
コラム 移動販売・露店「農家の食卓」紹介vol.2
前回のコラムで、類農園が直売事業の一環として、大阪で毎週開催している、移動販売・露店【農家の食卓】についてご紹介しました。
→リンク(前回の投稿)
今回は、私たちが移動販売で新しく試みを考えている、【オリジナルBGMの作成&導入♪♪】についてご紹介します☆
これを読んで、ぜひ【農家の食卓】のさらなる方針と魅力を知っていただき、一度現場へ足を運んでいただけたら嬉しいです(*゚▽゚*)
まずはこちらをぽちっとお願いします^^
1.露店販売のお客さんとのやりとりを通して感じること☆★
露店販売を始めて約1年。お客さんとの間でコミュニケーションがどんどん広がっています。
例えば、伝統野菜をみて「懐かしい。昔よくたべたわ~♪」と子供の頃のことを教えてくださったり、最近健康志向の人々の間で話題になっている “タニタ”の話で盛り上がり、「最近また新しい本買っちゃったの!小松菜がよく特集されていたのよ♪♪」とうきうきしながら、小松菜をいつもの3倍買っていってくださったり。
また、リピーターさんの中で、「この間買ったあの野菜、こんなふうにして食べたよ!」と来るたびに嬉しそうに報告してくれるお客さんもいます。私たちの知らない食べ方を教えてくれることもあるので、いつの間にかこちらもその報告が一日の楽しみになってしまっています^^♪♪
こうしたやりとりを通して私が感じることは大きく二つあります。
一つは、「本当に品質のいいものは安くしなくてもちゃんと売れる!」ということ。
真っ赤な傷のないトマトやまっすぐに揃って青々と照っているオクラ、粒の揃ったトウモロコシ。「こういう新鮮な野菜、近くのスーパーにはないのよ。」と教えてくださいます。
また、品質が高い分、値段がスーパーより多少高くて、最初は手を出しづらいと感じたお客さんも、一度買ってみて、本当においしいものだと感じてくれたら、必ずリピートしてくれます!「農家の食卓」の商品の中だと、特にお米やお茶に顕著に見られます。「おいしかった!」という感想とともに二回目に買っていただける瞬間は、まさに感動そのものです☆
もう一つは、「ちょっとした心遣いにすごく喜んでくれる!」
例えば、夏の大玉スイカ。奈良県産のスイカはすごく美味しいと、リピーターさんがすごくつきやすい商品でした。でも、とにかく重いんです><そこで、「お家までお運びしますよ」というと「わぁ~助かるわぁ(*^^*)」と喜んでくれたり。
毎回来てくれる常連さんに「いつもいつもありがとうございます♪」といって、わけあり品をおまけすると、これまたとっても喜んでくれます。わけありの理由を説明しても「全然いいのよ!!ありがとう^^」と言ってくれます。最初は「わけありなのにこんなに嬉しいのだなぁ」とびっくりしました。でも、本当にお客さんが求めているものは、おまけとかサービスの内容よりも、ほっと安心できる、あたたかい安らぎや心遣いなのでしょう。
2.露店販売が都市の住民同士のコミュニティー形成の場に!!
広がっているのは販売者とお客さんとのつながりだけではありません。なんと、お客さん同士で会話が弾み、、露店販売が買い物ママさんのコミュニティー形成の場として定着してきています!
例えば、住宅地の中で、近所であるにも関わらず喋ったことも会ったことすらもないお客さん方。露店販売で、たわいもない話から、自然とお互いが近くに住んでいることがわかりました。すると「次の自治会イベントに参加する~?」といったローカルな会話に発展していったんです♪こうした、露店販売を通じてお客さん同士がつながっていく場面はよく見られます♪♪
こうやって、お客さんが個々でバラバラと来るよりも、お客さん同士でつながりがあって会話も弾んでいるほうが雰囲気も賑やか☆そしてその雰囲気が、不思議とまた新しいお客さんを呼ぶのです♪
人って、自然と楽しそうな雰囲気の中を見ると自分も入っていきたくなっちゃうんですね♪
3.音楽でコミュニティー拡大の輪を
このようなお客さん同士の輪をもっと広げていきたい☆
でも、そのためには、さらに多くのお客さんに露店販売へ来てもらうことが重要なんです。
そこで!
私たちは、移動販売・露店「農家の食卓」のオリジナルBGM音楽を作成することにしました!!
現在露店販売を開催している場所は、富裕層が多く暮らす、とっても上品な街なので、その特徴に合わせて明るい曲調にする予定です♪
(http://www.genkosha.com/cmblog/2010/04/akb4825cm_1.htmlよりお借りしました♪)
音楽を通してお客さんの輪が広がったら、一段と露店販売の雰囲気が明るくにぎやかになり、新しいお客さんもさらに来やすくなって、住宅街自体がにぎやかになるでしょう☆
また、農産物の売り上げが上がれば、農家さんも喜んでくれて、農村が活性化されていきます。
そうして、露店販売は、お客さんとお客さん、そして、都市と農村をつなぐ拠点になっていきます☆
野菜の移動販売ってこんなに可能性が大きかったんですね!!販売を通じて街を活性化するなんて、とってもわくわく♪♪
音楽はもうすぐ完成します^^☆!みなさまのお手元に届くのも間近ですので、ぜひ現場に足を運んで、一度聴いてみてくださいね(*゚▽゚*)♪♪
投稿者 KO-SATO : 2013年10月25日 TweetList
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