農ブログ:食と日本人の知恵シリーズ④「旬は美味しさの合言葉」そして「体を作る知恵」 |
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2013年04月27日
【コラム】類農園の紹介~本物の農業を学ぶ「自然体験学習教室」~
こんにちは♪桜が葉桜へと変わり、少しずつ初夏が近づいていますね♪
類農園奈良農場の方もどんどん暖かくなり、作業中の日差しがまぶしいです..+*.。
さて、今回の記事ではコラムとして、私たち類農園が自信をもって提供している事業、「自然体験学習教室」についてご紹介します。
その前に、こちらをぽちっとお願いします♪
自然体験学習教室とは、子どもたちが大自然の下で「生きる力」を育てる、可能性たっぷりの定期開催イベントです。類塾と共同で2000年4月から始動し、今年は13年目に突入!活動の支持をぐんぐん高め、これまでに長期会員だけで500名以上もの子どもたちが教室を巣立っています♪♪
◆「生きる力」を育てるってどういうこと?
・自然環境の中で「いのち」の不思議さや大切さを学びます。
・作物を育てる喜びや大変さを、現場での農業体験を通して実感します。
・思い通りにいかない環境の中で、「なぜ?」「どうしたらいいの?」といった思考力を伸ばします。
・仲間との協同作業を通じて「仲間意識」を高めます。また、社会的ルールや工夫することを身につけます。
実際に多くの子どもたちが、この事業を経て、明らかに以前よりもいきいきとした表情で、「また来たい!」といって帰っていきます♪♪お母様たちにも大好評!また、この事業を体験したくて類塾に入塾してくる子どもたちもたくさんいるんです♪♪
さてさて、そん自然体験学習教室ですが、今年からなんと大幅にバージョンアップしたんです!!
◆どんな風にバージョンアップしたの??
いままでは、各回100名近い参加者を募って、貴重な体験をしてもらっていました。でも、人数がたくさんいてわいわい楽しんでもらえるのもいいけど、それでは本当にただの“体験”で終わってしまいます。
「もっと子どもたち一人一人が農家との距離を縮めて、本物の農業を学んでもらいたい!」そんな私たちの強い願望から、今年度からは参加者をA、Bの2コースに分け、各コースとも20名以下と大幅に参加者数を減らしました。また、従来は自然体験学習教室用の畑を設け、そこで子どもたちに体験をしてもらっていましたが、今年度からは実際に私たち類農園が使っている生産現場で私たちが普段行っているものと同じ作業を体験してもらっています。そうすることで、私たちが直面している生産課題や、普段作業中どのようなことを考えているのかなど、生産者目線でのさまざまなことを共有することができるのです!
◆実際に開催をしてみて
まだ各コースとも第一回の開催のみ無事終了という形ですが、事業の趣旨を高めたと同時に、参加する子どもたちの志もぐいっと高いです!農家の農産物の生産過程や歴史、施設・農産物そのものの説明等に対し、子どもたちは真剣なまなざしで聞いたり、もっと知りたいと思ったことを積極的に聞いたりしています。作業の様子ももちろん真剣。そして子どもたちの潜在能力って凄い!私たちが子どもたちにできるレベルの作業内容か事前に何度も何度も会議をして練っていても、当日それをさくさくっと上回る速さで、それも指示通り丁寧に仕上げてくれます♪そして、手が空いたら次に何をするか、自分たちで率先して見つけてくれるんです♪♪私たちは子どもたちに農業の専門知識を教えますが、それ以上に子どもたちからたくさんのことを学ばさせてもらっています★
◆これからの可能性について
各コースのメンバーは決まっているため、初回を終えた後、知らないこと話をするのが得意な子も苦手な子も、みんな次第にグループでの仲間意識を形成していくでしょう。その過程で、上級生は下級生の面倒を見る、同じ作業の中でも自主的に役割を決めて動く、相手を思いやる、どうやって工夫したらもっと上手に効率よくできるかをメンバーと一緒に考える・伝え合うなど、仲間同士助け合ってたくさん学んでいってほしいと感じています。そして最後には「参加してよかった!!」と思ってもらえたら嬉しいです!
それを軸に、私たちも学びのたくさん詰まった企画を練っていけるよう、頑張っていきたいとおもいます。
応援よろしくお願いします!
投稿者 KO-SATO : 2013年04月27日 TweetList
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