2013年4月12日

2013年04月12日

タネから次代の農業を考える2.固定種は本源回帰の種

本シリーズ第1章でも紹介した【市場拡大期】以降、農業はF1種を始めとする様々な人工的技術を駆使して現代の農業に至っています。
しかし、そこには土地(土)に膨大なリスクを与え、今まさに死に絶えようとしているのが現状です
その構造を簡単に図解化してみました。
 
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現在でも、全農家の9割以上が何かしらの化学肥料・農薬を使用しているのは事実です。
このままでは、さらに大量の肥料や農薬といった化学物質が田畑に撒かれ、土は死に絶え、そのためまた大量の化学物質が田畑に撒かれ・・・といった悪循環に嵌ってしまい、自然循環が出来なくなります。
それどころか、「作物すら栽培出来ない」といった状態にも成りかねません。
そもそもこの既存の市場には「循環」といった概念は全くと言っていいほど度外視されてきました 😥
この悪循環に嵌らないためにも今、化学物質に頼らない農業への転換が必要になってきているのではないでしょうか?
今回の記事では、その突破口として、肥料や農薬に頼らない固定種(自家採種)栽培の可能性を示していきたいと思います
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投稿者 staff : 2013年04月12日