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2009年11月05日

生きる業が美しい

takayama0101.jpg
写真は ここ よりお借りしました
こんにちは
今日は、類農園 で受け入れている農業インターシップ生の感じた農業・農村について紹介したいと思います
これまで本格的な農業を経験したことのない研修生だからこそ、感じることの出来る農業や農村の魅力はたくさんあります
どんな魅力があるのか
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今日、ご紹介するのは類農園で2週間研修 を経験した20代の♂の感想です

仕事とそれ以外の時間というものを、現代人はとかく明確に区分したがるものである。一方で、例えば共同体の社員さんもそうだし、農業に携わる人もそうなのだけれど、仕事とそれ以外の時間というものが、あまりきちんと分かれていない。
農に携わる場合、もはやどこからどこまでが仕事なのかわからない。毎日が仕事、でも犬の散歩も仕事だし、鶏に餌をやるのも仕事。天気の心配をしたり、ビニルハウスの土の様子をみたり、もちろん農作業もれっきとした仕事だけれど、それらを収穫して食べる事も、広くは仕事だとも言える。それはきっと生業と言うものなのだと思う。
朝、農園の空気は冷たく澄んでいて、作業場に向かうまでに見える朝霧やそこに浮かぶ陽光は言葉を失うほど美しい。しかしその美しい景色の中にも木造家屋や小屋、瓦屋根は驚くほど溶け込んでいて何の差障りもない。道路沿いから見える棚田を見た時、これを作った農家の人々というのは本当にここから、これほどまでに驚嘆せしめるほどの美しさを計算していたのかと問いかける。
僕らも例えばマルチシートを貼ったり、ビニルハウスを組み立てる時はなるべく形を整えようとする。整然と並んだ瓦屋根を作った職人さんも、瓦の質や屋根の完成度と同様に、その美しさを追求しているはずではある。
しかし遠くから見た時、もはやそれが作り手の意図を超えた遥か彼方からでさえも人を感動させられるとしたら、それは彼らの営みが美しいから、生業が美しいからとしか言いようがない。彼らからしてみれば一つ一つの形を整えたり、棚田をきれいに整地したりすることも、生業の一環に過ぎないだろう。
農業は儲からないとたしかに言うし、それは事実そうだと感じる。しかし農業も含め、農村が生み出すものは多い。ただ今まではそれに値段がつけられなかっただけの話である。お金というものが充足と引き換えにできなくなった時、仕事は社会の中で、一人の人間の生涯の中でどうあるべきなのか。僕は想う。いつしか人々が「時間をお金に」引き換えるような仕事を求めるような真似をやめ、生業を求めるようになると。<>http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=217960

研修生の素直な実感に、農業にはお金に変えられない魅力がいっぱい詰まっている
その充足可能性をどう引き出していくのか が必要と改めて感じさせられました

投稿者 mini : 2009年11月05日 List   

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