食糧危機!!新しい農のかたちとは?!〔資料編〕その1 |
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2008年10月21日
食糧危機!!新しい農のかたちとは?!〔資料編〕その2
前回の「〔資料編〕その1)」に続いて、
食糧危機に関連する〔資料編〕その2)です。
今回は、記事に関連する「統計グラフ」を精力的にまとめている、
『社会実情データ図録』(http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/ target=”_blank”)さんのサイトから、食糧問題に関連するものの紹介です。
それぞれを丹念に読み解いていくと、多くのことが浮き彫りになってきます。
以前に、戦後の日本が高度成長をたどって行く記事のリンク集を紹介しましたが、それらの記事とあわせ読むと鮮明に状況把握ができると思います(食生活の変化/ 日本の食糧自給率の推移 )。
また、農業従事者に関連する資料( 農家数・専兼別主副業別農家数の長期推移/農業者の高齢化-年齢別農業従事者数/農林業におけるパート・アルバイト数の推移)などは、日本の『農』が後継者不足にあえいでおり、10年もしないうちに高齢化に直撃されてしまうことがわかります。
一方、日本はODA大国( 途上国への資金フロー推移/DAC諸国のODA額の推移/ODA額対国民所得比の推移(日米、DAC諸国平均)/日本のODA供与先上位10位の変遷/韓国、中国、インドネシアへの円借款の推移)でもあります。しかし、インフラ整備事業などについては、日本企業がヒモ付きで参入することについての批判・風当たりが強いことも事実です。
割と知られていないこととしては、「日本が農薬使用量で世界のトップクラス(主要国の農薬使用量推移)」だということです。田畑の状況に応じたものを、必要に応じた最小限の使い方をしなければ(=徒に複合型の農薬を多用すれば)環境負荷が大きくなって、将来に負の遺産を残す事になりかねないことが危惧されます。
「農産物の主な品目―粗生産額順位トップ100(2002年)」は、農業における生産力がほぼ見えますし、「 世界農水産物輸入額(及び人口)に占める日本のシェア(2002年)」は、対外依存度がわかります。
「長期輸出品の長期推移―輸出総額に占める構成比の推移(1868~2007年)」などは、時代によって花形産業がどのように推移してきたのかも見て取れます。長期に亘って産業のトップランナーで居続けることの難しさも思い知ります。
「農業保護の国際比較(PSEベース)」は、農業における保護政策の全容を現わしているとはいえないようです。これだけで判断すると間違いそうです。この種の内訳詳細データを探しているのですが、見つかりません。どなたか、ご存知の方がいましたら、お教えいただけたら嬉しいです。
末尾の方には、堅苦しくないデータもあります。どなたか、ソフトな囲み記事のネタに使ってみてください。
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◆社会実情データ図録(食品)◆
http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/index_list.html#食品
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食生活の変化
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日本の食糧自給率の推移
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主な食糧の品目別自給率の推移
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農家数・専兼別主副業別農家数の長期推移
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農業者の高齢化-年齢別農業従事者数
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農林業におけるパート・アルバイト数の推移
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途上国への資金フロー推移
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DAC諸国のODA額の推移
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ODA額対国民所得比の推移(日米、DAC諸国平均)
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日本のODA供与先上位10位の変遷
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韓国、中国、インドネシアへの円借款の推移
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人口の超長期推移(縄文時代から2100年まで)
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死因別死亡率の長期推移(1899年~)
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主要国の農薬使用量推移
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農産物の主な品目―粗生産額順位トップ100(2002年)
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世界農水産物輸入額(及び人口)に占める日本のシェア(2002年)
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長期輸出品の長期推移―輸出総額に占める構成比の推移(1868~2007年)
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農業保護の国際比較(PSEベース)
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世界各地の主たる作物
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世界の家畜頭数(2002年)
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世界の肉消費量動向
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中国の食糧消費の対世界シェアの推移
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水産物自給率の推移
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料理メニュー別の輸入依存度(2002年)
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食事で重視すること(1つだけ選択)
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日本人の好きな料理ランキング
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日本人の好きな野菜ランキング(2007年)
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つづく /びん
投稿者 ayabin : 2008年10月21日 TweetList
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コメント
投稿者 sugiyama : 2009年3月17日 22:35
コメントありがとうございます。
今や、農や食に関しても、モノより、つながり充足、さらに、その先の答えを求める意識が、はっきりとしてきているのではないでしょうか。
農業者は、その意識を捉える必要があると思います。
投稿者 naganobu : 2009年3月24日 23:00
農業や食について消費者が真剣に考えてくれるようになるには、やはりそれだけ心に響くような実感が必要なんじゃないでしょうか。
それはこの事例のように、思いを伝えたい人がいて、かつ直に人と繋がりを持つことで起きるのではと思います。