2022年2月10日
2022年02月10日
食料問題シリーズ8:「大量生産、大量消費の食生活」から「人と人の繋がりのなかで充たし合う食生活」へ
さて食料問題シリーズもなかなか大詰め。前回はこの食糧問題そのものを、国連が不安をあおりながらプロパガンダしている事実をおさえました。
そもそも世界全体でみると食料は十分足りているにも関わらず、飢餓の地域が出来てしまう事実。そして世界全体をどんどん食糧増産の方向にもっていこうとする流れ。これらの背景には、食料という生物の最基底部の課題が、市場拡大という大きなグローバライゼーションの波に飲み込まれていることを意味します。
富める先進諸国が、モノカルチャー化した後進国を支配しながらその労働力を搾取し、緩やかな支配構造を作り出している現実を私たちは受け止める必要があります。
そしてその支配の構造を生み出している組織こそ国連なのです。
しかしこの国連が推し進めるグローバル化の流れは今後も続くのでしょうか?この50年間で2.7倍になった単位面積当たりの食料生産量を今後さらに拡大し続ける必要はあるのでしょうか?
そして日本はその戦略に乗る必要はあるのでしょうか?
この辺りを追求したいと思います。
投稿者 sue-dai : 2022年02月10日 Tweet