2008年11月8日
2008年11月08日
農業を増大する失業者の受け皿に
こんにちは、小松です。
アメリカ発の金融危機が、産業界に大きなダメージを与えています。今後、企業の経営破綻とともに、失業者が町に溢れ出す日が来るのも、そんなに遠くはない将来の話として、現実味を帯びてきました。
タイでは、増大する失業者を農業で吸収しようという計画の検討に入ったようです。こういった対応を見るにつけ、日本は鈍いなあというか、途上国の方が危機意識が高いように感じますね。
食糧自給を考える上でも、現実的な対策として、日本でも即検討に入るべきではないでしょうか。
以下、「農業情報研究所」より転載します。
http://www.juno.dti.ne.jp/~tkitaba/agrifood/asia/news/08110501.htm
■タイ 農業を増大する失業者の受け皿に
~金融危機が促す家族農業の見直し
タイ農業省が、金融危機に伴う欧・米・日の市場縮小で不振に陥った輸出製造業の吐き出す失業者を農業で吸収しようと企てている。予想される来年の失業増加の影響を緩和するために、少なくと10万の失業労働者を農業部門に戻す計画だ。
いくつかの経済研究機関によると、来年の失業率は10%にまで上昇すると予想される。アピチャート農業経済局長は、今後何年かの間、国内製造業による巨大なレイオフが起きる可能性があり、世界的危機が長引けばその数は100万にも達する恐れがある、「失業労働者は家に帰り、馴染みのある職業、農業に就くだろう」と言う。
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投稿者 komayu : 2008年11月08日 Tweet