2007年2月25日

2007年02月25日

農家の活力源

以前も同じようなことを書きましたが、僕自身が働いているところにいる、周りの農家さんについての話です。
周りで農作業をしている農家さん。どの方を見ても元気ハツラツ なんです。
なんでこんなに元気なの?あなたの活力源はなんですか??
今回は、そんな話です。
私がここで表現している「周りの農家さん」というのは、昔は会社で働いていて 、定年後、農業に従事されている方々で、70~90歳くらいの方たちのことを指しています。
さすがに高齢 なので、大規模ではやっておらず、おじいちゃんたちのほとんどは基本的に赤字です 。農作物の売上よりも機械代の方がはるかに高く、お米を買った方が確実に安く済みます。
極端な言い方をすると、お金を払って農業をやっているようなものです。
なんでそこまでして、農業をやるのでしょうか?農業に向かわせているものとは?? 非常に気になります。
赤字であるので、とりあえず、お金もうけ でやっているわけではないようです。
先祖代々の土地を守るため 、ということもあるでしょう。
会社勤めが終わって他にやることがないから 、ということもあるでしょう。
いろいろ出てくるけど、う~~ん。。。あのハツラツさはどこからくるのか??
ところで、作った農作物(米)はというと、①自分の家で食べる②知り合い・親戚にあげる③頼まれていたところに売る④余ったら米卸に売る。ということをしているようです。
つまり、誰のために作るのかはっきりしている。このことが1つのポイント になるのかなと思います。お米を待ってくれている人食べてくれる人喜んでくれる人、思い浮かぶ顔はいつも具体的にイメージ できますね。おじいちゃんくらいになると、孫 に弱い人が多いので、特にお孫さんが自分の作ったお米を食べて喜んでいる姿は、、、、もうヤバい と思われます。。。
そんな、待ってくれている人のために、食べてくれる人のために、喜んでくれる人のために、今日もガンバっていいもんつくるぞ~!!!というあたり、つまり、期待に応えることが活力源
になっているような気がします。
そんな農家さんたちが一堂に口を揃えて仰るセリフがあります。
「ここの米はうまいに~~」(←方言:うまいぞ~)
みんな言います。自信満々に。
有機肥料や無農薬栽培とか、特別な農法をやっているわけでもなく、至って普通の作り方をしているようなのですが、丹精込めて作ったという自負がそう言わせているのでしょうか?
どこまで本気で言っているか分からないけど、食べる側からすると、自分のことを想って作ってくれるなんてすごく嬉しいこと! そんな想いが伝わってきて、その想いをかみ締めながら食べるお米は、食味以外のおいしさが詰まっている と思います。
自分の仕事っぷりを振り返ってみると、「仕事だから! 」とか、「やらなきゃ! 」とかでなんとかやっていた気がします。なんのためにつくるのか、誰のために作るのか、そんなところはほとんど考えられてなかったと思いました。
食べてくれる人のために。「美味しい!」っていってくれる人のために。
そんな気持ちをもって、そんな気持ちが伝わるようなお米を作っていきたいな~ 、と周りの農家さんを見てしみじみ思いました。

投稿者 keitaro : 2007年02月25日