2007年2月11日
2007年02月11日
地力はおちないか?~無肥料栽培の原理(2)
植物自身が土作りをしているって!?一体どういうこと? と、早く続きが知りたい小松です。
引き続き、「無肥料栽培(有機農法の、その先の世界へ・・・)」から引用です。
~無肥料条件では減らない地力と植物自身が行う土作り~
実際に、植物自身が土作りをするというのはいったいどのようなことなのでしょうか。
植物は光合成産物を自らの葉を大きくし、実をつけ、根を伸ばすためなどのようなことのために利用しています。普通ではそこまでしか観察できないことなのかもしれませんが、実はみえないところで大切なことを植物は行っています。それは、光合成産物のうち、特に根に移行された光合成産物は根の細胞の成長と呼吸によって消費されるだけで終わるのではなく、実はその多くが根の表皮細胞で高分子の有機物(ムシゲル)の形に再合成され、根の外にどんどん排出されているのです。
同時に根の細胞そのものは根の枯死・脱落細胞などというかたちで土中へ排出されています。このように根から土に放出されているあらゆる有機物の量は、植物全体の同化量の30%にもなるといわれています。
むむ?ムシゲル?
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投稿者 komayu : 2007年02月11日 Tweet