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2012年01月04日

収穫感謝祭を開きました

先日12月25日に、「類農園収穫感謝祭」というイベントを行いました。
今年も無事収穫を終えられたということで、自分たちを受け入れてもらっている地元の方たちや、日頃お付き合いのある方へ、感謝の気持ちを込めて、餅つきや鍋の振る舞い、福引、菓子まきなど、みなさんに楽しんでもらいました。

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■感謝祭の様子の紹介
○餅つき
まだ早い時間でしたが、お客さんはポツポツと集まりだし、地元の方は早くからたくさんの人が来てくれました。
餅つきが始まると、いつのまにか地元の人は、おじさんはお餅つきの先生。おばさんは、もち丸めの先生になっていました。やっぱり餅つきは盛り上がりますね。臼の周りにはみんなが集まってきます。
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地元の人はみな餅つきをしていたので、迫力満点!
子供たちはその迫力に圧倒されていました。
お父さんに付き添ってもらって、餅つきにも挑戦!
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餅まるめにも挑戦。今度はお母さんが先生に
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つきたてのお餅はみんなに振舞われました。味付けは、あんこ・きな粉・大根おろしの三種類
大人も子供もたくさんほおばって、瞬く間になくなりました。
○鍋対決
子供と大人に別れて、それぞれ鍋を作って味比べという企画でした。
ちなみに子供の方は、類農園のアイガモ農法で使った合鴨を使ったカモ鍋。
大人の方は、猟師でもある事務所の大家さんに提供してもらったイノシシを使ったシシ鍋です。
子供たちも大人に見てもらいながら包丁を使って野菜を切っています。
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みんなで出来た鍋を舌鼓♪
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どちらがおいしかったですか~?という問いには、満場一致で子供の鍋の勝利でした
○体験イベント
午後からは、お腹がいっぱいになったところで、体験タイムです。

門松作り

山から取ってきた松・竹・梅を使ったミニ門松作り。
先生に教えてもらって、みんな一生懸命作りました。
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みんなうまくできました!玄関に飾ってね
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注連縄作り

地元で商売としてやっていた人に来ていただいて、玄関に飾る注連縄を作りました。子供さんには難しかったようで、お母さん、お父さんに大好評でした。足の指でワラを止めて、グルグルまいていきます。立派な注連縄が出来ました。
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お茶講座
写真にはありませんが、ハウスでは、おいしいお茶の淹れ方講座を行いました。
お湯の温度でぜんぜん味が違うというのを体感してもらいました。
その後は、食の安心・安全について意見交換。お茶菓子と一緒にティータイム
作り手と食べる側が手を取り合って安心・安全について考えていきましょうという話になってお開きとなりました。
○福引
一等商品はなんとアイガモ農法コシヒカリ1俵!!お母さん方は目の色が違いました。
商品が当たったら、サンタさんがベルを鳴らしてくれます。
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○菓子撒き
子供たちには最後にお菓子のプレゼントをしました。子供たちはおおはしゃぎ!
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その他のイベントも盛りだくさんでした。紹介します。
○振る舞いコーナー
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地元の人が有志でおでんとサトイモの田楽を作ってくれました。これらは瞬く間に売れていました。
○直売コーナー
類農園の商品の他、地元の農家さんも自分たちで作った野菜を並べてくれました。 地元農家さんは、野菜を対面で売ることがほとんどないので、食べる人と交流が持ててうれしそうでした。
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○展示コーナー
類農園のメンバーや会社の紹介、度会町の自然や行事の紹介、以前やった塗り絵コンテストの展示など、みんなに見てもらいました。どれも力作!
○田んぼで働く機械たち
普段作業で使っている農機を展示しました。子供たちにとっては大きなおもちゃです。操縦席にのって、乗り物ごっこ大好評でした。
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お祭りは盛り上がったし、多くの人が最後まで残ってくれました。しかも来た人がおおよそ150人!初めてやった企画としては、大成功だったと思います。
今回のイベントの成功要因は何?
○お客さんと一緒に祭りを作る
農産物の産直市場のように、たくさんの商品をそろえて、新鮮な野菜などを買ってもらうというのも考えられますが、買ったら終わってしまい、祭りとしての盛り上がりに欠けてしまうのではないか。
お客さんとしても、ただの客ではなくて、祭りに参加したいと思っているのではないか?
そこで、今回のイベントでは、餅つきや鍋作りなど、外から来たお客さんにもできるだけ参加してもらうことを念頭にイベントを組みました。
どの企画も一定お客さんに参加してもらい、お客さんと一緒に祭りを作ることができ、お客と運営側の距離が近かったことが成功の要因の一つだと思います。
実際、準備の段階でも、祭りの活気やお客さんの喜ぶ姿がイメージできていたから、スタッフ側の士気も上がり、妥協せず最後まで準備ができました。
○地元の人と類農園の協働
今回のイベントは地元の人の協力がなければ、これほど大規模な体験イベントはできませんでした。こちらから地元の人へは声かけをしていましたが、地元の人の中でも話を広めてくれて、みんなが協力してくれた集落総出のイベントになりました♪
餅つきや餅の丸めの先生、直売の野菜や鍋の材料の提供など惜しみなく協力してくれて、地元の人との交流もお客さんにとっては、良い思いでになったと思います。
今回のイベントを一番喜んでくれたもの地元の人でした。
地元の農家の方が、感謝祭の感想を書いてくれたので、紹介したいと思います。

本当に感謝感謝で1日楽しくつきたてのお餅もお腹いっぱいいただくなんて最高でした。農業で忙しい忙しい日々で今は農閑になって体力も少しづ強くなったところ、類農園さんの感謝祭をほんとうにい涙が出る程うれしくやさしいお気持ちをいただきました。
体重も増して夜寝る時嬉し涙涙で休ませてもらいました。物儒も高い時、大変人に食べさせていただいたこと本当に御馳走様でございました。

今回、地元の方は食材の提供や手伝いなど、周りの農家さんは惜しみなく協力してくれました。それはなぜかを考えたのですが、
おばあちゃんたちは、自分たちでも田んぼを作ってきたので、田んぼをつくる大変さをよく知っています。本来自分たちが担うべき生産を、類農園が担ってくれている。
だから、少しでも類農園の手伝いをしたいと思ってくれているんです♪
今回のイベントは、これから類農園と地元の人が協力して、地域を盛り立てていこう!という意思疎通の場であったようにも思えました。
地域との「交流」から、「協働」へと一歩踏み出せた感じです。
地域活性化が進んでいきそうで、ワクワクしています。
またこのような、地元を巻き込んだイベントを開きたいと思います。
ありがとうございました。

投稿者 keitaro : 2012年01月04日 List   

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