2008年7月13日
2008年07月13日
小規模・多品種、地域密着型農業の可能性
◆キューバの半ばオーガニックな農業
キューバの半ばオーガニックな農業がそれなりの成果を実現したのは、科学と技術の賜物であり、それは教育制度によって支えられている、という。
小学校から農業を教育の場面に取り込み、大学に行きたい者はみな大学に行く。それは、有機農業は簡単な仕事ではなく、それを担う人材の育成こそが社会の期待、と捉えているからに他ならない。
キューバは、国有地の3分の2までを協同農場や私営農場に再分配して、割り当てを超えた余剰分を販売できるようにした。
地元の昆虫ウィルス・昆虫病原細菌繁殖センターは、全国280箇所に散らばっており、配置された農学者が、地域の農家や家庭菜園から持ち込まれる問題に指導対処しているという。
「化学薬品を用いるほうが簡単です。」しかし、長い目で見れば、体系全体を考えることが本当の利益を生む。「私たちの仕事は植物が強くなるように環境を整えてやることです。でもそれがうまくいくのです。」まさに正反対の「緑の革命」だ。(「ディープエコノミー:生命を育む経済へ」ビル・マッキベン著 英治出版 P.106より)
関連投稿—————————————-
キューバの有機農業に可能性を見た。
外圧に適応し活力再生したキューバ
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投稿者 ayabin : 2008年07月13日 Tweet
2008年07月13日
世銀の「エセ環境保護」戦略と途上国破壊・収奪の全貌…
どうも雅無乱です。
先日のエントリーでご紹介した↓この書籍を早速購入して読んでいる。
『緑の帝国』-世界銀行とグリーン・ネオリベラリズム
マイケル・ゴールドマン著 京都大学出版会
まだ途中までしか読んでいないが、核心に迫る内容である。
今回は、この書籍から注目される内容を紹介したい。
続きに関心のある方は、いつものクリックお願い!
投稿者 nanbanandeya : 2008年07月13日 Tweet