2007年4月20日
2007年04月20日
地名は、地形・土質・災害等を示す先人の智慧
昔ながらの地名には、先人の智慧が託されています。
それは、生存や生活に必要な情報を踏まえた命名がされたからでしょう。
自然や外敵に対する備えと食の確保は、基本的な課題であり、そのことに関連する情報は当然盛り込まれています。それというのも、自然に同化して、その理を読み解くことが自然外圧を克服する術(=生存することの条件)であり、自然の恵みを得るため(=応合充足源=活力源)であったからに他なりません。
『外圧』は、単なる負の要因に留まらず、恵みを齎す充足源であったことを忘れてはなりません。地名には、それらに関する先人達の「智慧」が託されています。それは、地表面を造成してしまった現代においても、なお有効な情報源であると心すべきものです。
にも拘らず、最近の町村合併などで行われる命名は、「東・西・南・北」などを冠しただけで、安易で意味を成さないものが多いのは由々しき問題と謂わざるを得ません。
次を読む前にポッチ宜しくお願いします。
投稿者 ayabin : 2007年04月20日 Tweet