2006年9月29日
2006年09月29日
農業が年金制度に支えられているって、本当?
日本の農家は経営が苦しいらしく、「爺さん・婆さんが死んだら農業をあきらめなあかん」と言う話を聞く事があります。
これは担い手がいなくなる事に加えて、農家収入(年金)が減り経営が成り立ちにくくなるという事でも有るようです。
この農家の経営内容を見ることの出来る資料がありました。
農林水産省、農家経済
平成15年の販売農家の平均では、総収入に占める年金の割合は約21%になります。
単位万円
総収入 1047
農業粗収益 359
農業外収入 460
年金、被贈等の収入 228
経営土地面積で見てみると、小規模になれば比率が高くなっています。
0.5~未満 26%
0.5~1.0 26%
1.0~1.5 22%
1.5~2.0 19%
2.5~3.0 17%
3.0~以上 14%
年金の問題は、るいネットに多くの投稿があります(年金が国家ぐるみのネズミ講って、本当?)が、農業に限っては目的収入として使われていて、衰退一途の農業を実質的に支えているといえそうです。
これからの農業は、高齢者が他界し担い手が不足する事に加えて、維持するのに必要な年金収入が無くなると言うダブルパンチをくらう事になりそうです。
じぃちゃん
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投稿者 hakosuka : 2006年09月29日 Tweet