2006年9月11日

2006年09月11日

食を考える秋  『自然食って何?』

今までこのブログの読者でしたが,会員募集☆ ということで参加させていただくことにしました、ニカです☆
大地の恵み、海の恵み・・・ そろそろ、季節は『食欲の秋』。
まぁ~飽食の時代、私も春夏秋冬 季節に関係なく、食べ漁ってますが。(笑)
この「食」に関することで、“るいネット”に ちょっと衝撃的な投稿があったので、紹介してみたいと思います。
   タイのブラックタイガーのゆくえ 
   市場原理って恐ろしい~エビもやばい! 
よく言われるのが、世界のエビの3分の1を日本で食べているということ。
なんでも過去20年間で消費量は3倍に増え、1人当たり一年に平均80匹のエビを食べているそうです。
ホント日本人はエビ好き。(ちなみに私はエビはエビでも、蝦ちゃんが好き☆)
では、この大量のエビ、どこで獲れているのでしょう?
98年の時点で、日本のエビの自給率は11%。
現在、消費の半分以上がASEAN諸国から輸入しているらしい。
で、エビの養殖場がどんな状況なのか調べてみました☆
エビの養殖は“農業”ではないですが、その様子を見てみると、水田でエビを作っている みたいなものですね~。海じゃなかったんだ・・・。(^^;;
タイの養殖場
しかし、この2つの投稿によれば、“エビ好き日本人”がASEAN諸国の土壌汚染等の公害問題を次々に引き起こしている!!!
自然の摂理を無視し、限られた土地で大量のエビを養殖することでエビどころか、農作物も育たない土地になっていくこと。(→農業人口比率の低下)
“薬抜きでは命が育まれない土地”で製造されたエビを私達は「美味しい、美味しい」と食していること。
この事実をどれだけの日本人が知っているのでしょうか?
自然の摂理を無視し、狭い土地で薬により病気を抑えながら無理やり大量に作ったエビ。
“これはエビの養殖に限らず、農業についても同じことが言えそうです。
市場原理に則って、自然の摂理を無視し、利益を上げることを第一優先に作為的に作られた食べ物は、虫やバクテリアも嫌う食べ物=毒であること。
これらを「自然の恵み」と言えるのでしょうか???
実際、農業はそこのところ どうなんでしょう?
パッケージに“有機栽培”や“無農薬”と書かれていたり、生産者の写真付きの野菜が出回っていますが・・・実際の中身は、どうなんでしょう?
この秋は、『食欲の秋』ではなく、『食を考える秋』 にしませんか?

投稿者 staff : 2006年09月11日