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2008年08月31日

類塾「かみなか合宿」:全国に先駆け農山漁村体験をレポートした子どもたち

どうも雅無乱です。
この夏(2008年7月21日~24日)実施された「かみなか長期合宿」 は、多くの方々の支えのおかげで無事に終了しました。
ありがとうございました。
この企画は、福井県三方上中郡若狭町にある『かみなか農楽舎』を拠点として、小学校6年生から中学校2年生までの40名の子どもたちが、地元探検(1日目)、2日目は登山で友情と絆を深め、3日目は第一次産業の研修先(漁業畜産農業)で実際の仕事をさせてもらい、それを体験レポートにまとめる(4日目)というものです。
今年は、子どもたちにより広い社会の期待に応えてもらうため、「職業体験レポート」を、若狭町役場に提出するという大きな課題に挑戦してもらいました。
まずは、写真画像をご覧いただきながら、子どもたちの力作(「職業体験レポート」)へのリンク(類塾ネット)を読んでみてください。
続きに関心のある方は、いつものクリックお願い!
           

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かみなか1班とかみなか5班の子どもたちは、神子(ミコ)漁業組合のご協力で、漁業体験をしてきました!
<漁業>
 
★かみなか1版 『漁業体験レポート① ~職業体験の内容・漁師たちの現状~』
★かみなか5班 『漁業体験レポート①~漁業の職業体験内容はどんなもの?~』
<畜産業>
かみなか2班とかみなか6班は畜産体験です!畜産業を営む畠中(ハタケナカ)さんの牛舎で、乳搾りをしたり、たくさん牛のお世話をさせていただきました!
  
★かみなか2班 『畜産体験レポート~畜産の職業体験内容~』
★かみなか6班 『畜産体験レポート~畜産の職業体験内容~』
<農業>
かみなか3班とかみなか4班は農業体験をしてきました!広~い田んぼの中の雑草取りや畑のマルチはがしなどです。
 
★かみなか3班 『かみなか3班職業体験【農業】』
★かみなか4班 『農業体験レポート~仕事を始めたきっかけ。仕事をしていて楽しいとき~』
そして、最終日は、若狭町の役場の方に来ていただき、体験レポートにいろいろアドバイスをいただきました。
 

最後に、役場の方に提出しました。

現在、文科省・農水省・総務省連携推進事業として「子ども農山漁村交流プロジェクト-120万人・自然の中での体験活動の推進-」が進められています。
そんな中、子どもたちの「職業体験レポート」には、若狭町の農山漁村体験プロジェクトの担当の方から、次のような期待をいただきました。
①若狭町の第1次産業を盛り上げる、地域活性化の期待
②全国120万小学生の農山漁村体験のモデルとなる期待
③来年のかみなか長期合宿参加者の更なる充足体験のための企画を作る期待

子どもたちは、この合宿中にほんとうに素晴らしいレポートを仕上げて、それらの期待に見事に応えてくれました。今回、子どもたちが作成したレポートは、若狭町より全国の地域活性化の「教科書」として大いに発信されていくことになると思います。
全国でこのような試みがどんどんなされていったらいいなぁと思います。
ここにリンクを貼らせていただいたもの以外も、感想やレポートがたくさん、類塾ネットの、「未体験ゾーン・自然と仲間」の掲示板に掲載されています。それぞれに子どもたちの成長や新たな気付きがイキイキと表現されています。ぜひ、じっくりお読みいただきたいと思います。
私たち類塾スタッフは、3泊4日をともに過ごし、全国の小学生や地域社会の役に立つ大きな成果を残してくれた子どもたちを誇りに思います。
最後になりましたが、子どもたちを送り出してくださった保護者の皆様方、そして、お忙しい中、子どもたちを暖かく受け入れてくださった職業体験研修先の皆様方、職業体験レポートをご指導くださった若狭町役場の皆様方、心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
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最終日お世話になった“かみなか農樂舎”にて

投稿者 nanbanandeya : 2008年08月31日 List   

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コメント

アメリカの失業率は、今年中には空前の数字となる、という予測があります。
アメリカは自国の雇用を守るためには、保護主義に舵を切らざるを得ません。オバマ大統領もそのつもりです。自国で必要なものは自国で生産することによって雇用を増やし、外国製品には高い関税を課するということです。
自由貿易とは対極の方針です。
この傾向はアメリカに限らず、今回の世界恐慌の影響を受けて失業率が高くなった国すべてに言えることです。
その結果どうなるか。
日本の、工業製品を海外に売って農産物を輸入するという構図は、破綻します。工業製品は今までのようには海外へ売れなくなります。それなのに農産物の輸入ばかり続けるわけにはいきません。貿易赤字ばかり増やしてしまいます。農産物の輸入は大幅に減少させざるをえません。
食料自給率40%の日本は、この状況を放置すれば、たちどころに飢餓状態となってしまうので、食料の増産を進めざるを得ません。
すなわち、農業の復活です。
長々、風が吹けば、桶屋が儲かる風なことを言い連ねましたが、早い話が、世界恐慌 ⇒ 農業の復活、です。
なんとか滑り込みセーフで、日本の農業が復活を遂げるという、ありがたい世界恐慌です。
いつも頭の片隅にあった、すでに衰退してしまった林業の復活も同じ道をたどって実現できます。
高い代償を払って次の社会が生まれます。

投稿者 甲府の野菜畑 : 2009年1月27日 10:08

甲府の野菜畑様、コメントありがとうございます。
>食料自給率40%の日本は、この状況を放置すれば、たちどころに飢餓状態となってしまうので、食料の増産を進めざるを得ません。
>すなわち、農業の復活です。
まったく同感です。
食糧は、不足すると治安の悪化に直結します。(暴動が起こる直接原因は大抵がこれです)
農業の見直しが行われ、次々と政策が打たれています。これ自体は大歓迎なのですが、政策の中身を間違えると、ますます地域農業や地域共同体を破壊しかねません。
慎重に現実を見据えた政策を打っていかないといけません。私たちのネット上の発信もこれまで以上に重要になってきますね!

投稿者 雅無乱 : 2009年1月28日 23:02

コメントに対してのコメント、ありがとうございます。
まったく同感。
地域共同体としての農村を守ることですね。
政治に期待しても、無理でしょう。
できることから始めざるを得ません。
気づいた人から自給農になることを応援していきます。

投稿者 甲府の野菜畑 : 2009年1月29日 08:41

「消費は美徳」の時代は終焉し「過剰消費はアホだ」という時代へ

12月13日は、久々に名古屋で「なんで屋露店」をやってきた。
12月中旬にしてはポカポカ陽気で、金山駅前南口も、路上ミュージシャンやら拉致被害者奪還の署…

投稿者 にほん民族解放戦線^o^ : 2009年1月31日 03:31

こんにちは。
金融危機を受けて、農業への注目が一気に高まっているのを感じています。みんなの意識が、直感的に農業に向かわせているのだと思います。
農業に限らずですが、今後は社会にとって必要な仕事や活動が生き残る、そういう時代になっていくと思います。

投稿者 barbie : 2009年1月31日 22:14

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