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2007年04月12日
地名は語る
東京都新宿区 早稲田町
先日、“早稲田”の語源を耳にした。
その地を流れる神田川が毎年秋になると氾濫を繰り返していた。そこで、川が氾濫する季節が来る前に 早くに刈り取れる早稲(わせ)の種を植えた。それが早稲田の語源。
地名は、現にその景観を成していなくても、その土地の風土・歴史を語ってくれる。
その言葉からは、地名をつけた先人達が、常に自然(=現実)を対象化し続け生きてきた姿が伺いしれます。 🙄
【神田川の桜堤】
次を読む前にポッチ宜しくお願いします。
そういう目で地名を追っていると、なかなか深い。
長野県の白馬村(はくばむら)。
村から望む北アルプスの白馬岳(しろうまだけ)に因んでつけられた。
もともと、この地域は○○新田村という幾つもの村があり、1875年と1956年の2度の合併により、今の白馬村となりました。
この村の象徴ともいえる白馬岳。
今は“白馬(しろうま)”だが、元々は“代馬”と書いたらしい。
春が訪れ、山を覆う雪も解けてゆき、村から望む山肌が露わになっていく田植えの季節。
白い山肌から黒く浮き出た形が、田を均す 代掻き馬 の形に見えたことから、代馬岳 と呼ばれるようになったらしい。
(だから正確には白い馬ではない。黒い馬。 )
山の麓で田を作る者は、この代馬が現れる時期を知ることで、その年の雪の深さ → 田に引ける水の量を読み解くことが出来たのです。
厳しい風土を生き抜く人々が自然を注視する中で、自然から読み解いた「代馬」だったのです。
生きる術は、自然が教えてくれた。今でも山は信仰の対象です。
この白馬村(はくばむら)。
1920~1950年代にかけて過疎化が進んだが、山岳に抱かれた冷涼な気候から、避暑地として観光産業のめざましい発展を遂げ、都市部からの転入・Uターンが相次ぎ増加基調に転じました。
現在、「しろうま」という呼び方は、観光地としてのお洒落なイメージ「はくば」に取って代わられ、地元の人にさえも使われなくなっているそうです。
もはやその村名からは、何百年と“田”で築かれてきた人々の歴史は感じられなくなりました。
~自然を対象化~
解剖学者の養老孟司氏は、意のままにならない自然を排除する都市環境が自己中の子供たちを輩出する原因であると看破しているが、確かに、意のままにならない双璧は「自然」と「人間」であろう。いずれも、徹底的な同化なくしては遠のくばかりの存在でありながら、ひとたび応合出来れば充足度は一入で、且つ、それなしではいられない存在でもある。
『「農」の教育力って、何?』 るいネット
投稿者 pochi : 2007年04月12日 TweetList
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コメント
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