2012年9月4日

2012年09月04日

奈良農場から。

はじめまして、unoです。
農園のレポートを…と云う事で、毎日の作業の一面を少しずつ紹介出来たらと思います。
よろしく御願い致します><
今回は、このブログの話を聞いて、真っ先に写真を撮る機会があったサツマイモから!
苗を定植したのは、私がこの農園に来てそんなに経ってなかったなぁと作業日誌を見たところ、
五月二十七日の日曜日。
援農という事で、本社の方々の手で、たくさんの苗を植えて頂きました。
今回はその、すくすくと大きく成長したサツマイモの茎上げ作業。


大きく育ったのはサツマイモだけではなく、同じく大きな雑草も同時進行で草ひきです笑
畝から飛び出した茎を、優しく引っ張り、再び畝に戻す、簡単…ではないお仕事。
茎は長く絡み合い、四方八方に伸びている為、どの畝の茎なのか…見分けるのも困難です。
何故、この作業が必要なのか聞いてみました!
この茎上げ作業、実はサツマイモにとって凄くストレスを与えているのだそうです。
自然のままに育っているのを、畝上に引っくり返った状態に戻され、確かにストレスなのも納得。
しかしこのストレスを与え、サツマイモに対し危機的状態を人工的に信号を出す事で、
早く大きな実をつけるのだそうです。
数日後、写真を撮りに来た所、葉も上を向き元気に育っています。


これから秋に向けて、大きく美味しく収穫し、皆様にお届け出来る日が楽しみです^^

投稿者 staff : 2012年09月04日  

2012年09月04日

最先端の意識潮流に応える農業体験事業とは? ~プロローグ~ 

皆さん、こんにちは 🙂
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以前から当ブログ「新しい農のかたち」では、次代の農業の可能性として、「農業体験」についての追求が進められてきました。
 
農から始まる日本の再生シリーズ~体験・研修事業に新しい農のかたちを探る①~現状編
http://blog.new-agriculture.com/blog/2012/06/001342.html
農業も応援してくれる仲間(協働者)を求めている ~協働から共同体へ~  その1「顔の見える農業」
http://blog.new-agriculture.com/blog/2010/01/001056.html
充足の場としての「農」の可能性
http://blog.new-agriculture.com/blog/2010/10/001148.html

一昔前までは、加工や直販以外の農業生産関連事業と言えば、観光農園(イチゴ狩りetc)ぐらいで運営主体である農家も、あまり積極的な事業展開をしてきませんでした。
しかし今では、体験学習や市民農園、農業研修、果てはカルチャースクール等、様々な関連事業が登場しており、新聞やテレビ等様々なメディアで頻繁に話題に上り、人々の関心も高まっています。
このような人々の関心の高まりの背後には、人々の期待があります。

これらの認識を踏まえて、前回のなんで屋劇場「農と塾における業態革命」にて提起された、最先端の意識潮流をもとに、人々の期待に応える農業体験を発掘するのが、今回のシリーズの目的です。

(さらに…)

投稿者 sugi70 : 2012年09月04日