2005年11月22日
2005年11月22日
米飯給食、伸び悩み…
>都会の小・中学校で、米飯給食の実施回数が伸び悩んでいることが18日までに、文部科学省が行った学校給食実施状況調査(2004年5月1日現在)で分かった。全国の米飯給食の1週間当たり実施回数は2.9回。これに対し、神奈川県は2.1回、大阪府は2.4回、東京都は2.5回にとどまっている。炊飯設備などの整備が遅れているのが原因。栄養職員からは、国に対して炊飯設備への補助を求める声が上がっている。(05/11/19日本農業新聞)
これは伸び悩みと言うよりも、横ばい状態。2003年から全然伸びてない。生徒・児童数の多い都会では、人件費や設備投資が必要になり、給食費が高くなることがネックになっているようだ。
その点田舎では、直売所など地産地消の流れにも乗って、実施されているように思う。ただ、そうは言っても一番多いのが高知県の3.6回、次いで福井の3.5回、山形の3.4回、あと岩手、新潟、石川、富山など、米どころが続く。週5回全部米飯、という訳にはいってないのが現状。
僕らの時代はパン給食で、ご飯は1年に2、3回ぐらいだったと思う。
もともと戦後のアメリカ主導の政策により、実現されたのが学校給食。
子供の健康を考えてとか何とか言いながら、本当は日本の食生活を欧米化して、市場開拓することが目的だったことは明らか。
案の定、子供の頃からパン食、肉食に馴染むことによって、欧米の食生活が全国民に浸透していった。でもさすがにこれはヤバイと思い、米飯給食を推進してきた訳だが、そうなると今度は米の自由化圧力がかかって来た。
このアメリカと言う国は、ホント市場拡大のことしか考えていないし、そのためなら手段を選ばない。途上国を武力侵略しては政権を乗っ取り、傀儡政権によって暴利を貪る。アメリカが市場拡大を止めない限り、地球上から飢えや戦争はなくならない。
小松
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投稿者 komayu : 2005年11月22日 Tweet