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2022年11月19日
類農園の取り組み:日曜は『援農』に参加しよう!~子連れ援農はいかがでしょうか~
こんにちは☆
お休みの日、子どもと何しよう?
そんなお父さん、お母さん。”子連れで援農”はいかがでしょうか?
まだまだ目を離せないなーって年齢のときは(いえ、そういう時こそ!)、数家族(異年齢の子どもがいると尚ベスト!)集まって参加するのもおススメです☆
なぜかというと、異年齢子ども集団ができるから、なのです!
実際、子どもを連れてママ3人一組、うち一人は子守担当という分担で参加してきました!(これなら就学前の子ども連れでも援農は可能でした)。
ママ自身も援農を楽しめますし、むしろ母親から離れた子どもたちは、遊び仲間集団の中だからこそみられる成長が多々感じられたのです。
発見その1:男の子の闘争性→庇護本能がより解放される?
同年齢(4歳)の男女(YくんとRちゃん)。普段はおしゃべりが達者なRちゃんに言い負かされてしまうことの多いYくんが、外遊びでは身体を使うからか、Yくんの方が上手で、形勢逆転。でもその時、上位に立つという感じではなく、「Rちゃんの代わりに僕がやってあげよっか♪」とRちゃんに自然と助け舟。男としての庇護本能が全開していました!
発見その2:遊びと仕事の境界線って、実はない?!
小学生の男の子たちは、どこにそんなエネルギーが?!と思うほど、一日中ずーっと走り回ってる。圃場の周りで虫取り&魚取りしたり、川の堤防斜面をかけのぼったり、台車を乗り回したり!
でも、小学生低学年にはまだまだ仕事としての課題共認が難しく、芋ほりにもだんだん飽きてきちゃって・・・(援農は非日常の“体験”ではないので、しっかり仕事をする必要もあります!)。そんな子どもたちですが、トラクターに興味津々で上に乗ったりして遊びだしたとき、「タイヤについた泥を落としてくれると助かる~」と伝えたら、きゃっきゃしてつる草等で泥を落とし出したのですっ!(その前に農家さんが泥落としをしているのを見ており、真似ているのです!)
そのときの彼らには、【仕事だからしよう】どころか、【役に立ちたいからしよう】【喜んでもらえるから、褒められるからしよう】という意識すらない。トラクターのあれは【掃除】ではなく、まさに【遊び】。よく【大人になって活躍している人は、幼少期よく遊んできた人】と言われますが、遊び=仕事、その感覚を味わえるのは、この年頃の子どもたちにとってとても大切な気がします。
発見その3:異年齢子ども集団だからこそ役割充足が半端ない!
一番年上の10歳のHちゃんは、援農でも十分戦力になってくれるだけでなく、泥団子の上手な作り方を丁寧にやってみせてくれたりと、自然と子守り役をやってくれました。それが本当に小さい子に寄り添う子守で、例えば「これやろう!」と提案をぐいぐいしたり、テンションあげていくといった感じでもなく、はたまた大人のように見守るというのとも違う、ただただ相手に合わせて一緒に居てくれる。だからすごく安心するのでしょう、小さい女子たちはみなすぐに懐いていましたし、Hちゃん自身も(別れ際に大泣きするほど)すごく充足する体験になったのでした。
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いかがでしょうか。
核家族+都会ではなかなか見れない子どもたちの成長。
レジャーと違って、大人たちが成果に真剣に取り組む空間(=生産の場)であることも、上記のような子供たちの成長がみられる理由なのかもしれません。
子連れ援農も、おススメです♪
投稿者 tanimitu : 2022年11月19日 TweetList
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