| メイン |

2014年10月14日

農を身近に★あぐり通信vol.34 健康主婦に大人気・低速ジューサーの効用☆

健康の為に果物や野菜を手軽に取りたいという人が増えています。そんな需要に応えて、巷には野菜ジュースや、果実ジュースの市販品が溢れています。

 20130412113352

ところがこの野菜ジュース。実は気分だけで、野菜の酵素やビタミンなどの栄養素がほとんど取れないようなんです。ならば、家庭用ジューサーで自家製野菜ジュースを作るしかない!と思うかもしれませんが、それもアウト!

 「なんで~!?」

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ

植物や果物のビタミンや酵素はとても熱に弱いのです。市販の野菜ジュースの大半を占める「濃縮還元」タイプは加熱処理で煮詰めて濃縮するので、その段階でビタミン・酵素は殆んど壊れてしまいます。しかも、国内産であっても、野菜ジュースの材料の殆んどは輸入品の濃縮野菜である場合も多く、香りやビタミンを添加物で補っていたりするとか。

img_6debee3f882a747f9cd3bd329dab2a1f5236885

「野菜ジュース」の成分は“満足感”だけ!http://toyokeizai.net/articles/-/48585

 

また、家庭で新鮮野菜・果物を使ってジューサーで作っても、ジューサーは金属性のカッター刃を高速で回転させる為に、摩擦熱でビタミンや酵素を壊してしまいます。また、高速攪拌で空気が混入される為に、栄野菜や果物の栄養素が酸化しやすいのです。

 

 「じゃぁ・・・・ジュースで手軽に野菜や果物を取るのって無理なのかな?」

 

◆今、話題の低速ジューサーって?

いえいえ。そこで最近注目されて人気なのが、話題の低速ジューサー

実はジューサーは大きく分けると“高速回転式”と“低速回転式”の2 つのタイプがあります。高速回転式はこれまで一般的に市販されてきた普通のタイプで、1分間に約1~2万回転という高速でカッター刃を回転させて食材を削り出し、削った後に繊維質と水分に分離させます。(駅などにあるドリンクバーのフレッシュジュースも、このタイプです。)

一方、低速の場合は、その名のとおり1分間に数十回転という低速で回転しながら食材を削らずに押し潰して搾っていきます。手で搾る機械版といった仕組みです。じっくりじっくりと搾り出される低速回転式は、熱の発生量が少ないぶん栄養素の破壊が少なく、生きたままの酵素が摂取できるというわけです。

 untitled

 左が低速ジューサー・右が高速ジューサーで作ったトマトジュース

 

低速の場合は搾汁時の空気混入が少ないので、酸化や分離がしにくいというメリットも見逃せません。そのため、素材が本来持っている旨みや甘みをより感じることができるのが魅力です。野菜のエグ味も気にならず、搾る時に素材にストレスがかからないため、澄んだ味でとても飲みやすくなるのです。搾汁量が高速型より多いのも無駄がありません。

 woman_rev335_img08l

 

現在いくつか市販されている家庭用低速ジューサーには、機械式の他に手動式などもあります。手で搾るのは大変だけど、市販の野菜ジュースは栄養的に残念。でも、栄養の取れる野菜・果物ジュースをつくりたい☆という方、お試しあれ!

 

今話題の“低速回転式”ジューサーの魅力って?http://magazine.kakaku.com/mag/woman/kaden/id=1296/

投稿者 noublog : 2014年10月14日 List   

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://blog.new-agriculture.com/blog/2014/10/2672.html/trackback

コメントしてください