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2010年12月31日

☆在来種の蕎麦☆+゜~土地の風土に適応した在来種~

こんにちは 今年も残りわずかですね。31日には年越し蕎麦を食べる風習がありますが、もう食べた方もいらっしゃるでしょうか?
今回は年の瀬に、蕎麦、それもある蕎麦について、調べてみました
年越し蕎麦の風習は、江戸時代に広まったと言われています。
31日の夜12時までに食べる蕎麦 (食べ残しは縁起が良くないですよ
色々な年越し蕎麦の由来があります。

定番の「細く長く」説はもちろんありますが、関西ではそばではなく、運を呼ぶ「うんどん(うどん)を食べて「太く長く」を願うところもあるといいます。
そばが切れやすいことから、1年の苦労を切り捨てようとして食べるという説も。
そばは風雨でたれても日に当たるとすぐに立ち直る植物なのでそれにあやかってという説も。
詳しくは、こちら

年末お掃除も終わりほっとして、新年を待つ時間は、昔からのもの
では、その昔、江戸時代ごろに食べられていた蕎麦ってどんなものでしょう?
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江戸で食べられていた蕎麦は、その昔、すべて在来種だった。当たり前なのだが、言われてみると、「そういえば、そうだ」と気がつく。
在来種の蕎麦というと辺鄙な田舎の食べ物で、東京などで一般の人が食べる蕎麦とは、かけ離れた食材のように思う人がいる。しかし、それは違う。在来種こそが、本来の正当な江戸の蕎麦の味だったのだ。

そう、昔の食べられていたのは、在来種の蕎麦。
蕎麦は昆虫が媒介して受粉する他家受粉作物です。したがって、他品種を栽培すると、混交して特性が失われてしまいます。そのようにして日本各地の在来種は、ここ50年ほどの間に、収穫量の多い育成品種や登録品種に取って代わられ、著しく減少してきたのだそうです。
しかし、品種改良のように、目的に合ったある成分の含有率が高い新品種をを作るためには、もとになる在来種が欠かせないのです。
在来種の蕎麦が存在するには、各地の昔からの手法で、作り続けていかなければなりません。そうして作られた土地により、味・色・食感が異なった在来種がそんざいできるのだそうです。
現在でも、在来種に注目したお店が、全国各地にあります。
以下は、京都の「じん六」というお店。メンバーで食べに行ってきました 😀

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じん六
蕎麦の殻を剥いた”丸ヌキ”の香りに敏感に作られている。蕎麦切りにしたとき、そのまま香りが出ていなかったら、蕎麦作り作業のどこかに問題があるのだといい、試行錯誤して、その土地土地の蕎麦の風味を生かしている。

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産地の特性を受けて、その地の生活に溶け込んできた在来種の蕎麦。
こうして、その土地土地の在来種の蕎麦を食べる場所があることで、在来種の蕎麦の栽培も細々と続いています。
こうした年の瀬などのみんなで年越し蕎麦を食べる瞬間など、日ごろの食生活について学び、昔からあった食の歴史を見直し、引き継いでいく機会にしていきたいですね
来年も、「新しい「農」のかたち」で、そうした機会を増やしていければと思います。
来年も、よろしくお願いいたします。

投稿者 megu3 : 2010年12月31日 List   

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コメント

ツイッターからやってきました。まだツイッターが不慣れなのでこちらでコメントします。フォローありがとう。農を国の大黒柱の産業にと思っています。自給自足が私の理想ですが、生きてる間に実現できるかはわからない。(笑)っていうくらいいい加減な家庭菜園やってます。どうぞよろしく。

投稿者 さきしなてるりん : 2013年1月30日 12:17

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投稿者 hermes denmark : 2014年1月30日 07:07

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投稿者 wholesale bags : 2014年2月10日 15:22

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