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2010年04月29日

「地方で元気な農業者紹介!?」・・・類農園の受賞紹介

こんにちは。類農園の紹介シリーズ第4弾は、「地方で元気な農業者紹介!?」です。
前の記事で【かみなか楽舎】を紹介しました。↓
かみなか農楽舎が「第7回オーライ!ニッポン大賞 審査委員会長賞」を受賞!
かみなか農楽舎って?~都会の若者の期待に応えて活力再生☆
 
 今回は・・・手前味噌になりますが【類農園】の紹介です・・・(~_~;)(~_~;)(~_~;)。
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(ちなみに、「手前味噌」の語源・由来は・・・
自慢の意 自分の家で造った味噌の味を自慢すること、から来ている言葉・・・です)
と言う事で、類農園の紹介・・・まず、最近の表彰の紹介です。
●地元品評会
平成12年10月29日 第14回榛原町農林産物品評会 榛原町 特賞
平成13年10月27日 第15回榛原町農林産物品評会 〃 優良賞
平成14年10月27日 第16回榛原町農林産物品評会 〃 優秀賞
平成14年10月27日 第16回榛原町農林産物品評会 〃 優良賞
平成14年10月27日 第16回榛原町農林産物品評会 〃 特別賞
●活動
平成18年3月7日  第11回環境保全型農業推進コンクール
         農林水産省 
優秀賞(推進会議会長賞)
平成21年5月28日  第1回耕作放棄地発生防止・解消活動表彰
         全国農業会議所・全国農業新聞 全国農業会議所会長賞
平成22年1月12日  平成21年度奈良県農業賞
         奈良県 奈良県農業賞
平成22年3月19日 第15回環境保全型農業推進コンクール
         農林水産省 奨励賞
平成22年3月26日 平成21年度 土地改良事業地区 営農推進優良事例表彰
         農林水産省 農村振興局長賞
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■これらの表彰は「農業や地域の活性化」「みんなの財産である農地の有効活用」「次代の農業の基本になる環境保全型農業の推進」に対して、成果がある或いは営農モデルとして参考になる、と言う事で評価されています。
★では、これにいたる【類農園の歩み】を続きに記して行きたいと思います。   是非、ご覧下さい。
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■類農園の設立・・・類グループHP
 類農園は、1999年に類設計室(都市計画・建築設計)・類塾(進学指導・教育情報)・類地所(コンサル・不動産仲介)・社会事業(なんでやネットワーク・類出版)の事業を展開する、類グループのグループ企業の一つとして奈良県、三重県に二箇所の農場を農業生産法人として設立しました。現在、設立11年目です。
 農園事業を開始しよう!と言う話があったのが1997年末~98年の年明けです。
農園設立に関わった社員は全員、自ら農業事業を担いたい!と言う志を持って集まってきました。みんな主に建築設計室にいて、農家出身者はいなかったので、まず全員農業を学ぶ為、1998年4月から1年間近畿地方の農家や農業生産法人にて研修にいきました。
そして、1999年4月に縁あって奈良と三重に農場を開設、11月に農業生産法人設立。
 設立時は、技術はない、人脈・知合いはいない、機械も道具も施設も設備もない、勿論、販売先もない、ほんの小規模の農地を借地・・と言う0・・・マイナス!?からの出発でした。
■最初の取組み・・・マイナスからの出発
 まず、生産用の施設建設、施設整備、機械の入手、道具の準備、土地整備、事務所・寮の整備等の基盤整備から開始です。そして、土作り、ぼかし肥作り、堆肥作り、米、なすび、トマト、ほうれん草、花壇苗、等をとにかく作付け。
 そして、販売です。何とかモノができだしたが、販売先のあてはない!ので、まず、社内での販売、社内の食事会への食材販売を開始しました。でも、生鮮野菜は販路がないので、飛び込み、電話かけ、で近くの生協に類農園コーナーを無理やり設置してもらう、その後地元スーパー4店舗へ拡大・・・までは良かったのですが、土もできておらず、技術もない、生育コントロールはもちろん生育の読みも当たらず、欠品が重なり、怒鳴られ、謝りに行く、の繰り返し。野菜を見て「何で大きくなってくれないの?何でこんなに早く大きくなるの?何で?何で?・・?」と語りかけるも答えてもくれず・・・「農業ってこんなにストレス溜まる仕事?」・・・って感じの毎日が続く・・・成果としては打たれ強くなった事!です。 卸売り会社へモノを流すが、ロットが少なく、安定しないので超低単価・・・小松菜1束15円、酷い時は1ケース(20入り)100円・・・手数料、送料、引いたらマイナス・・・こんな事はやってられないので、今度は仲買業者へ営業・・・この後、徐々に規模拡大し、農産物の質、量も安定し、取引先も増え、紆余曲折を経て、現在に至る!って感じです。
■事件発生!?・・・類農園って、怪しい!!!???
 農園を設立した時には、農地の周辺の方達に御挨拶に伺い、上記のような話をして、類農園を知っていただいていました。しかし、少し離れて農園の近くを車で通る方達にしてみれば、「あまり見ない変なのがたくさん集まってなにやらやっている」・・・怪しい!!・・・と言う事で、刑事さんが来てしまった事がありました(@_@)。 状況を説明する事で納得してもらえましたが、当時は世間を騒がせていた宗教団体が全国に拡散していた時期なので、「○○教」じゃないのか?と言う噂はいろんな所であったようで、直接言われた事も何度かありました。
 また、建設関連の仕事をしている会社の関連会社だから、産業廃棄物を捨てて逃げるつもりじゃないのか?なんて事を言われる事もありました。
 
 根本的には、農業のような儲からない仕事を企業がやるはずがない、絶対裏がある、と言う事での不審であったと思います。
 また実際産廃を捨てられ本当に困っているという現実があったり、新規就農する!と言う事で地元で支援をしていたら、いつの間にかいなくなってしまった!?と言うよう事が起こったり・・・後から考えると無理もないというか、農業や農村の抱える問題がこの不信感の一番根っこにあるのだと思います。

■少しずつ信頼獲得・・・田舎の人は温かい
 それでも、1年・2年・3年と真面目に農業に取組み、事あるごとに集会や寄り合いに参加したり、2年目からは類塾との協働企画「自然体験学習教室」を開催して、子供達が農園を訪れたり、と言う事で地元での取組みも徐々に浸透してきました。
 また、認定農家としての認定やエコファーマーの認定、地元黒大豆生産部会への参加、等で県や市、JAとの関係も強くなってきました。 田舎、農村は確かに閉鎖的なところは否定できませんが、一度「あいつらもしっかりやってるじゃないか!?頑張ってるようだ!」と言う事を認めてくれると、いろんな事で支援をしたり、応援したりしてくれるようになります・・・ホントは面倒見の良い、温かい人が多い・・・と思いますね。
■状況の変化・・・担い手不足、進む(*_*)
 類農園が出来た頃は担い手不足といっても、村や集落の中で担い手がいなくなっても元気な農家がいて、その方が田んぼや畑を預かって世話をしていました。
 しかし、5年ほどたつとその元気な方自身が、高齢化しもう農地を引き受けられない、今まで自分が預かってきた農地まで無理!なんて言う状況が発生してきました。
 そこである程度の規模を持った農業法人である「類農園」に地域のいろんな所から耕作以来が入ってくるようになってきました。
 (これは農業・農村にとって決して歓迎すべき事ではないのですが残念ながら現実です。)
■表彰事業・・・期待の収束と営農モデル紹介
 と言う事で、冒頭に紹介しましたように農村の抱える課題に対しての解決を期待されるのと同時に、営農モデルの成功事例の紹介として表彰を受ける事が多くなっていたのだと思います。
★これからも社会の期待に応えるべく、新しい「農」のかたちを実現していきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

投稿者 nara1958 : 2010年04月29日 List   

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コメント

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