【シリーズ】生態系の循環を活かした持続可能な農業の実現に向けて(3)不耕起栽培の可能性 耕運の長短を知る |
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2013年06月08日
農を身近に★あぐり通信vol.4:電子レンジの恐ろしさと、電磁波を低下させるための新技術
暮らしに役立つ「あぐり通信vol.4」をお届けします。
冷えてしまった食べ物を温めるために利用する、便利な電子レンジ。
コンビニ弁当や、冷凍したご飯などをすぐにおいしく食べるために、気軽に利用しています。
しかし、この間、いろんな研究や実験を通して、電子レンジ(マイクロ波)の危険性が明らかにされてきています
一方で、その危険性を理解した上で、マイクロ波を変化させ、人体に影響のないように工夫した研究や新たな製品が登場しています。
今日は、私たちの生活に身近な電子レンジの原理と、身体への悪影響を低下させる新技術についてご紹介します☆
原理を理解して利用する必要性を考えるとともに、利用する場合にも身体への影響を十分に理解した上で使いましょう
■電子レンジの原理と危険性
電子レンジはマイクロ波と呼ばれる周波数の高い電磁波を使用した加熱器です。、1秒間に24億5千万回というすごいスピードでマイクロ波によって食材に含まれる水の分子と荷電分子が動かされます。
この動きによって分子同士で激しい摩擦がおきる事によって温度が上がります。この振動によっては分子、原子レベルで深刻な影響を受けて、自然界には存在しない構造異性体が出来てしまうことが懸念されています。
電磁波グラフ
2度もノーベル賞を受賞している天才学者ライナス・ポーリング博士【化学賞・平和賞】は「電子レンジで調理された食品のタンパク質は、L型アミノ酸が自然界にはないD型アミノ酸に変化しており、代謝不可能となっている。それが原因となって、きわめて有害な活性酸素の発生が促進される。」
無論、電磁波(電子レンジはマイクロ波)の人体への影響はまだ正確には明らかにされてはいませんが、食材ばかりではなく、調理方法の食への影響!疑わしきことが新聞・雑誌・TVで情報としてリークされててきています
情報や本舗「電子レンジでチンした水は?果たして!」より引用
「電子レンジは食材も変質させてしまう!?」
■電子レンジの恐ろしさ
●電子レンジの恐ろしさ(1) ~電子レンジは栄養も健康も破壊する~
電子レンジは便利ですが、あなたの健康を破壊してしまうこの世で最も危険な調理器具です。
電子レンジのことを英語でマイクロウエーブオーブンと言いますが、マイクロウエーブとは超短波で低レベルの放射線のことです。
電子レンジは電磁波がその振動によって摩擦を起こし熱を作り出す調理器具ですが、扉や密封材から半径20mにわたり放射線が漏れ出しているばかりか、食品に含まれる栄養を破壊し、人体を内側からも外側からも細胞レベルで傷つけ、その累積的な影響が、血液の質の低下(ヘモグロビン値の現象、白血球の数の上昇など)、免疫力の低下、ガン細胞形成、脳神経障害、ホルモンバランスの崩壊、コレステロール値の上昇ほか、さまざまな形で健康を脅かしてゆきます。
●電子レンジの恐ろしさ(2) ~ほとんどの栄養を破壊する~
調理法の違いにより、野菜のファイトケミカル(フラボノイド)は、
ゆでた場合は66%、
圧力釜では47%、
蒸した場合には11%しか失われませんが、
電子レンジで調理したら97%も失ってしまいます。
さらに、食品の分子構造に著しい変化を起こすため、含まれるビタミンB複合、C、E、必須ミネラル、必須脂肪酸などの栄養価値も60~90%低下してしまいます。
酵素が完全に破壊されてしまうため、たとえビタミンやミネラルが存在していても、体はこれらを栄養として利用することはできません。
発ガン性のフリーラジカル(活性酸素)も形成されます。
●電子レンジのおそろしさ(3) ~有害物質の発生~
ラップ材や紙皿からも発ガン性の有害物質が放出され、食品に混入していきます。
水でさえも「チン」されると、分子構造が変えられてしまうため、この水で穀物を発芽させようとしても穀物は発芽しません。
栄養が失われるばかりか、電子レンジの電磁波は食品の中に放射線分解化合物と呼ばれる、自然界には見られない異常な核融合物質を形成します。
この物質が私たちの細胞の遺伝子に与える影響が、どのようにあらわれるかはまだわかっていません。
私たちは電子レンジが引き起こす害について人体実験を行っているようなものですが、業界のロビー活動(利益を誘導するため、政党、議員、官僚に働きかける事)が盛んなために、政府は取り締まれない状況にあります。
私たちは自分の健康は自分で守らねばなりません。
電子レンジの害について、政府はあなたの健康を守るために正しい情報をコクミンに提供するようなことはしてくれないのです。
利便性と、自分や家族の健康のどちらを優先するか、消費者である私たちは、主体性をもって考えるべきです。
「50代からの超健康革命 」松田麻美子著
「電子レンジの恐ろしさ」
■電子レンジの危険な「マイクロ波」を、安全な「遠赤外線」に変える新技術
◆電子レンジが遠赤外線調理器具に
(株)精膳の河野武平代表は、電子レンジが発するマイクロウェーブを100%遠赤外線に転換し、遠赤外線調理ができる磁性鍋を発明されました。その原理は、鍋の内面に焼結した特殊なフェライト(鉄化合物)がマイクロウェーブを吸収し、波長転換され遠赤外線を放射するというものです。
新技術の原理
◆磁性鍋とは?
・磁性鍋とは、電子レンジのマイクロウェーブを鉄・マンガン・亜鉛などを含むフェライトが遠赤外線に転換し、遠赤外線調理を行うことができる耐熱陶器です。
磁性鍋
・食品の吸収しやすいエネルギーをつくる温度80℃以下、波長2.5~20μmの食品が吸収できる最適エネルギーのみを作ります。
食品が吸収する波長のエネルギーに転換し、過熱することがエネルギー効率が高くなる要因です。
◆電子レンジの欠点を克服する研究
河野代表が磁性鍋の研究を始めたきっかけは、2004年4月に始まった大阪大学大学院工学科 柳田祥三教授を中心に行われたマイクロ波効果・応用シンポジウムでした。マイクロ波は重合、分解など化学反応のため、調理する食材が危険になることがわかっていました。また、樹脂系の容器から食材への有害物質の移行も問題でした。
食材をもっと安全においしく調理できるように、もっとエネルギー効率をよくすることを考えた結果、磁性体を利用してマイクロウェーブを吸収・波長転換させ、遠赤外線に転換することで加熱するという磁性鍋を実用化させたのでした。
その原理は2008年ノーベル物理学賞を受賞した南部陽一郎シカゴ大学名誉教授の「自発的対称性の破れ」の原理に基づいています。
オルター「磁性鍋で電子レンジを安全な 遠赤外線調理器具に変える」
「電子レンジの危険な「マイクロ波」を、安全な「遠赤外線」に変える!」
■まとめ
この電子レンジの事例から分かることは、
①利便性を追求するあまり、人々の健康がおろそかにされている「健康破壊」の問題
②利益追求のために、その危険性がほとんど報じられていないという「情報発信」の問題
の2点があることが分かります。
私たちは、このような問題を発掘するために「原理原則」を理解すること、事実情報を入手していくことが重要だということが分かります。
そして、新しい可能性や取り組みを追求し、拡げていくことが重要ですね
最後まで読んでいただき、ありがとうございました
投稿者 hasi-hir : 2013年06月08日 TweetList
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コメント
投稿者 岩田 栄子 : 2014年3月30日 22:55
磁性鍋は既に市販されているのでしょうか。また、
現在使用している電子レンジを使用する際に食品に陶磁器を被せて使用すればマイクロ波の害が防げるのでしょうか。ご返答いただけませんか。
投稿者 永島健一 : 2014年5月3日 09:20
あけぼの会で柳田祥三先生のお話をお聞きできたことに感謝いたします。
電子レンジが発売された頃カラーテレビ購入を我慢して買ったのですがこの時に(マイクロ波)を、初めて耳にしました 陶磁器等焼き物の器を使用して、お皿にお皿をかぶせて使っていますが、磁性鍋の素晴らしさをもっと多くの民が知らなければならないと思いました。
質問ですが、磁性鍋は必ず蓋を使用する事に遠赤外線調理器具効果が有るのでしょうか?