【共認社会の新しい農法とは?】(5)土(陸地)の生態系 |
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2010年04月01日
類農園と関係機関の紹介・・・エコファーマーってなに?
こんばんは まるいちです。 😀 😀 😀
今回からはちょっと内容を変えて、類農園とその関係機関の紹介をシリーズ記事として続けていきたいと思っています 。
農業が注目され、農業に期待と人が集まる時代になってきました。類農園にも地域や農業関係者はもとより社会からの期待が集まっている事をひしひしと感じています。
このような中で、類農園とその関係機関が何を想い、考え、何をしているのか?どこへ向かおうとしているのか?を知ってもらいたいと想い、このようなテーマ設定としています。
今回はまず、「エコファーマってなに?」と言う記事です。
■類農園は平成14年度に奈良県よりエコファーマー認定を受け、現在も継続しています。 平成19年10月には奈良県エコファーマー連絡会を県行政と奈良県のエコファーマーと一緒に立上げ、現在まるいちがこの会長を仰せつかっています。
また、平成21年度に全国エコファーマーネットワークと言う全国組織を作るための準備委員会が設立されており、おなじくまるいちがこの準備委員をやっています。
実は・・・ちょっと自慢ですが・・・類農園は【第11回(17年度)環境保全型農業推進コンクール】で【優秀賞】をいただき【第15回(21年度)環境保全型農業推進コンクール】では「奈良県エコファーマー連絡会」が【奨励賞】をいただいています・・・\(~o~)/・・・環境保全型農業推進コンクール・・・きっとこのような活動を期待していただいているのだと思います。
現在、エコファーマーは全国に約20万人いて、これは全国200万人の農業者の10%になっています。
しかし、各エコファーマーがバラバラに有用な技術を持って、各々活動していたり、また、残念ながら消費者や流通関係の方々にはあまり知っていただいていない、と言うのが実情です。
ですので、これらの事を踏まえ、今回の記事を書きたいと思います。
●エコファーマーとは・・・
-土づくりをすすめ、化学肥料、化学農薬使用量の低減を目指します-
エコファーマーとは、エコロジー[環境・生態]とファーマー[農業者]が結び付いた言葉です。平成11年度に制定された「持続性の高い生産方式の導入の促進に関する法律」に基づき、エコファーマーの制度ができました。
①たい肥などを利用した土づくりを基本に、②化学肥料削減、③化学農薬削減の3技術を組み合わせた生産方式(持続性の高い生産方式)を、自分の農業経営に導入する生産計画を立て、知事がそれを適切であると認定したとき、エコファーマーと称することができます。エコファーマーは化学肥料・化学農薬を削減することで、環境に優しい農業に取り組んでいる農業者です。
・・・と言う事で、おわかりいただけるでしょうか?
環境保全や環境の維持を目的として、農業を営む際に様々な農法、技術、手法を用い環境負荷を極力抑えること、この中で循環型農業を実践していく、のがエコファーマーです。
この認定は農産物自体を保障するものではなく、農家や農業者の想いやその実際の取組み、農法を認定、評価しようと言うものだと考えています。
●では、何故、類農園がこのような認定を受け、このような活動を行っているのか?をまとめてお知らせしたいと思います。
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ありがとうございます
●植物の危機管理(3)「栽培」とは「植物を健康に育てる事」にも書きましたが、より良い農産物を作るためには、まず土作り、そして植物の生育生理をよく理解して栽培管理を行う事に尽きると思います。
その為には有用な有機物を土壌に施用すること、そしてさまざまな技術を用い栽培管理を行う事が重要で、そうすれば、必ず化成肥料の比率が低くなり、その結果、農作物が元気に育てば、農薬の必要散布回数も減ります。
自然の摂理に則った農業をやれば、自然にこうなると思います。
また、農業の基本的な役割は食糧を生産する事で、その為には化成肥料、農薬散布も必要になる事があります。
類農園としてはこのようなスタンスで農業をやっていきたいと考えています。
●このようなスタンスと、「エコファーマー」のスタンスはしっかりと結びついているように思います。
また、このような想いや実際の農法、取り組みを発信し、これに賛同していただける方達との関係をより強くしていきたいとも考えています。
参考HP
奈良県のHPより 奈良県のエコファーマー
奈良県エコファーマー連絡会
奈良県エコファーマー連絡会のブログ
全国エコファーマーネットワーク
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
投稿者 nara1958 : 2010年04月01日 TweetList
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