2023年1月12日

2023年01月12日

【日本の漁業はどこに向かうのか】シリーズ4~最先端の養殖技術を生み出したかつての日本、民間企業の技術開発によって養殖技術を発展させたノルウェー

※画像はこちらからお借りしました。

世界の漁業生産量は1960年に3000万トンだったのに対して2016年には21,000万トンと、約50年もの間で3.5倍にまで拡大しています。
漁業による漁獲量は1980年以降ほぼ横ばいの状況であるのに対して、世界における漁業生産量を押し上げているのは、「養殖における生産量の大幅な増加」であり、その割合は世界の漁業生産量の半分以上を占めるほど増加してきました。

近年の水産業における生産量の増加はほとんどが養殖業の発展によるものであり、世界の漁業先進国と呼ばれるノルウェーなどは養殖業を発展させることで世界でも有数の漁業生産国となっています。

世界、日本の漁業構造を捉える上で、養殖の歴史、状況を押さえることが大切になります。
今回は日本における養殖発展の歴史と課題、日本と世界の養殖業の違いを見ていきたいと思います。

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投稿者 tiba-t : 2023年01月12日