2023年1月7日
2023年01月07日
「主食って何?栽培の歴史から食を見る」第4回~主食のはじまり(根菜栽培編)
世界の主食には米、麦が最も中心的ですが、もう一つの主食である芋、バナナ、サトウキビに代表される根菜栽培を最初に見ておきます。またこれらの栽培種は主に東南アジアから南米に存在し、米や麦にある政治性や栽培支配といった穀物の歴史とはまた異なった所謂、地場の名も無い農耕民の工夫の中から生まれ育ってきた過程があります。
栽培という意味では麦、コメよりも古くから始まっている可能性もあるバナナ、芋は米や麦の異なり種からの栽培ではない点が特徴的です。バナナも芋も1万年以上前から栽培されていたとされます。その最大の特徴をあげれば野生種と栽培種の違いで、品種改良を人類が初めて行ったのがバナナであり芋であるという事です。品種改良って何というのも含めて俯瞰してみます。
投稿者 tano : 2023年01月07日 Tweet