2014年1月28日
2014年01月28日
シリーズ「自給期待に応える食と医と健康」(7)~心と健康のバランス~
最近では、健康やダイエット、身体のバランスを考えた食事やエクササイズに関する情報の需要が高まっており、本もたくさん出ていますね。
しかし、「健康、健康」といって、身体が発する本来の食欲に反して食べる食品を自分であれこれ抑制したり、一部の食品に偏ってしまうと、個々で必要としている栄養が取れなかったり、必要以上の栄養をとりすぎたりして体調を崩してしまったりします。それだけでなく、「これ食べたいな♪」と感じた食品を無理に我慢すれば、心がキュッと収縮し、それが続くとストレスの原因にもなります。また、毎日の食事でどんなに健康なものを食べていても、一緒に楽しく食べる人がいなく、会話がなかったり、食べる時間がゆっくりとれずにせかせか食べたり、環境が落ち着かないところであったりすると、心や脳が満足せず、ストレスにつながってしまいます。
そしてそうしたストレスが積み重なると、身体や神経のバランスを崩し、ひいては過食症や拒食症といった摂食障害、胃腸炎、生理痛、自律神経失調症など、ストレスが原因となる病気を引き起こす可能性があります。
つまり、本当に身体も心も健康な食生活を送るためには、“身体にいいものを、いかにして「おいしく」「楽しく」食べられるか”という視点も重要なポイントです。
今回は、3つの事例を見ながら、「身体にいいものを、おいしく楽しく食べるには?」を追求していきます。
投稿者 KO-SATO : 2014年01月28日 Tweet