2013年2月19日
2013年02月19日
これからの農業経営を考える~宅配・ネット販売の可能性
(海の幸、山の幸がイッパイある神戸の直売所です。)
これからの農業経営を考える~プロローグでご紹介しましたように、これからの農業経営においては、生産だけでなく販売そのものを考えていく必要があります。
何を作るのか?よりも、むしろ何を売るのか?どうやって売るのか?を考え、事業化していくことが必要です。
一方消費者を取り巻く環境はBSE牛の問題、輸入農産物の残留農薬問題、国内でも農薬使用や食品添加物の使用問題、遺伝子組換え食品の問題、放射能汚染問題、さらには食品の産地偽装問題や誇大・捏造表示問題等、枚挙にいとまがない状況です。
このような状況の中、『安心・安全』を求める意識潮流が加速し、自らが作物を作ったり、安心できるものを買いに遠方まで出かける、といった行動を行っています。
従ってこれからの農業経営を考える上では、「安心・安全」な作物をどのように提供するのか、が課題になります。
今回は新しい流通・販売の形態として伸びているネット販売や宅配の可能性を追求してみたいと思います。
(宅配が伸びている理由についてはブログ「これからは共同体の時代」物流業界の可能性は? ~中編その2:「宅配」はなぜ新しいのか~を参照下さい。)
投稿者 mukai : 2013年02月19日 Tweet