2009年4月3日

2009年04月03日

工場的種まき

こんにちはせきやです。
今日は、水稲の種まきをしました。
「種まき」ってどんなどんな作業風景をイメージしますか?
種 まき だから、手でパラパラ~って感じですか?
大量にまくので、全部機械でまいてます。
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種を撒く箱があるんですけど、それを機械に入れて、箱に入れる土、種、水を出すホースをつなぐ。あとは機械がやってくれます。箱はベルトコンベアーで流れていき、①土入れ→②水やり→③種まき→④覆土で終了です。
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↑土を入れる箱です             ↑土です。山から土を取ってきて、肥料分を加え、整形します。粒になっています。
                            買ってきたものです。
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機械に箱をセットしていきます。ベルトコンベアーで次々と流れていきます。地元のパートのおじちゃんに手伝ってもらいながら作業してます。
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①土入れ。均一に土が入っていきます。
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②水やり。一緒に薬剤もまかれます。
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③種まき。蒔く量を設定できます。
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④覆土。最後に種が見えなくなるくらい土を被せます。
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完成!
3人でやって、1時間に200枚くらい蒔けます。
途中、土や種の補充をしたり、問題なく種が蒔けているか確認しながら作業していくのですが、確認を怠った時に限って種が機械に詰まってうまく蒔けていなかったり、薬剤がなくなってて水しかかけていなかったという事がおきます。(というような気がします。)
種まきが失敗したかどうかは、種の芽が出て、葉が緑色になる頃にならないと分かりません。
芽が出て葉が出揃うにつれて、一部分だけごっそり抜けていたり、全体的に疎らに生えていたりするものが少なからずでてきます。
そういうものは使えないのでその分の材料費や作業がパーになってしまいます。
工場的種まきですね。損率を少なく出来ればその分経費を抑えられるので、利益につながります。利益を確保するというのは、このような作業での失敗をしないようにして、無駄な経費を極力抑える事をコツコツ積み重ねていった結果なのかな~と、この作業をしながら思いました。
まさに、ちりも積もれば山となる。といった感じです。
この後の作業は、温室に入れて芽を出す作業をします。
また報告しますね。

投稿者 keitaro : 2009年04月03日