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2014年04月12日
農を身近に★あぐり通信vol.21:春は苦味を味わう季節!春野菜はデトックスに最適の食材がたくさんある!
春は苦味を味わう季節!春野菜はデトックスに最適の食材がたくさんある!
侮れない春野菜の苦味。この苦味には春の体に良いものがたくさん詰まっているんです。
●春にしか出会えない旬の野菜たち
ふきのとう、なのはな、たけのこ、春キャベツなどなど、春にはほんの短い期間にしか味わうことのできない食材がいっぱいありますよね。
春野菜は、冬の間じっとエネルギーを重鎮し生命力があふれているため、栄養価が高いものが多いんです。
健康な体を保つためのさまざまなパワーが溢れている秘密をご紹介したいとおもいます。
画像はこちらからお借りしました
http://www.hachinoki.co.jp/topics/kitchen/sozai/671/
●「春は苦味を盛れ」
春野菜特有の「苦味」のもととなっているのは植物性アルカロイドという成分
古くから
「春は苦味、夏は酸味、秋は辛味、冬は脂肪と季節ごとにできるものを食べよ」
「春は苦味を盛れ」
と言われ、春は苦いものを食べると良いとされています。
春野菜を食べる習慣には、老廃物が溜まった冬から、苦味でカラダを目覚めさせたり、新陳代謝を促すという、昔ながらの知恵が込められています。
しかしこの苦味が苦手。。。という人は少なくないはず。
では、苦味はなんのためにあるのでしょうか?
じつは、この苦味は、植物が昆虫などから身を守るために持つ自己防衛手段なんです。
冬が終わり、一番成長する時期に、外敵から身を守る苦味と、成長のための栄養が凝縮されているため、栄養価が高いんです。
苦味のある野菜類は、ビタミンCも豊富に含まれているという傾向があり、日差し対策、季節の変わり目の風邪予防などにもつながるそうです。
また、この苦味には新陳代謝を促してくれる効果もあり、さらに活性酸素を除去し、老化を遅らせる働きがあるそうで、まさに今しか食べれない、自然のサプリのようですね!
では、今日すぐにでも食べれるように、調理ポイントを少しご紹介しますね^^
【ふきのとう】
苦味の強い野菜は、衣でおおって高温で揚げることで苦味が抑えられて食べやすくなります。
天ぷらの場合は灰汁抜きをせず、無駄な袴などを取り除くだけでそのまま衣を付けて揚げる。
【春キャベツ】
キャベツにはビタミンC、ビタミンU、ビタミンK、カロテン、葉酸、カリウム、亜鉛とたくさん含まれているが、春キャベツはそれらの栄養素が特に多く含まれています。葉がやわらかくて甘みのある春キャベツは、生で食べるサラダがおススメ。生なら、水溶性のビタミンもきちんと摂れる。
【たけのこ】
グルタミン酸やチロシン、アスパラギン酸などのうまみ成分でもあるアミノ酸が含まれており、ゆでた時にでる白い粒状のものはチロシンには害はなく、これらは疲れを取る働きもある。
掘りたて以外のものはあく抜きをする。しかし、あくを抜きすぎると、柔らかくなり、旨味がなくなるので要注意。
【なのはな】
食物繊維、ビタミンE、ビタミンC、カリウム、カルシウム、鉄、葉酸などが多く含まれており、 風邪の予防、美肌効果がある。
つぼみがわずかにふくらんだ頃摘み取って、菜の花漬けにしたり、ゆでて煮物に添えたり、辛子醤油であえたりするとおいしい。
【ウド】
94%が水分、4%が炭水化物、微量のビタミン・ミネラルでできている野菜で、とっても低カロリー。
葉や新芽の部分は天ぷらに、茎は厚めに皮をむいて酢水に浸してアク抜きすればそのまま生で食べられる。
【そら豆】
たんぱく質、ビタミンB1、B2、C、カリウム、鉄、銅などをバランスよく含み、特にビタミンB2は、大豆の次に多く含まれている。
塩ゆでしてそのままおつまみやそら豆ご飯、煮物、炒め物などにするとおいしい。
【フキ】
食物繊維が豊富なので、便秘がちな人には特にオススメ。
シャキシャキとした歯ざわりや香りを生かして、煮物や和え物、炒め物などにするとおいしい。
【ツクシ】
ビタミンC、β-カロテン、マグネシウム、カルシウム、カリウム、葉酸などなど豊富な栄養素が含まれており、利尿作用やむくみ取りなどの効果もある。
つくしの茎の途中にある葉の部分をとり、サッとゆでたつくしは、炒め物、卵とじ、つくしご飯などで食べると美味しい。
【タラの芽】
山のバターと呼ばれるほど良質なたんぱく質と脂質を含んでいる。
天ぷらにするのが一般的で、ゆがいておひたしや和え物にしたり、油で炒めてもおいしい。
どの春野菜も、それぞれに適したアク抜きをし、水によく晒してから料理するのがポイントですね☆
アクが強い野菜はアレルギーに似た症状が出る場合もあるので食べすぎには要注意です!!
ぜひお試しください^^
投稿者 noublog : 2014年04月12日 TweetList
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