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2005年10月19日

農業とプラスチックゴミ

今日は朝からみんなで、ハウスの張替えをした。
連棟ハウス2棟。お陰で体中が筋肉痛・・・。
でも張替えたばかりのハウスは、空がよく見えて気持ちがいい♪
今回は何と4年ぶりの張替えで、ビニルはかなり汚れ、傷みも目立ってきた。
昔は毎年のように張替えていたと聞く。以前は被覆資材は、塩化ビニルが中心だった。
でも実際1~2年で弾力が無くなって、ボロボロに破れてくるのだ。
4年なんてありえない話。
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最近はどうかと言うと、PO(ポリオレフィン)という素材が主流だ。これは長期展張が可能ということもあるが、主要には焼却処理の問題が大きい。
塩ビは適切な温度管理で焼却しないと、ダイオキシンが発生しやすいが、POは塩素や可塑剤をを含まないため、基本的にはダイオキシンが発生しない(らしい)。でも実際には、僕らの地元では殆どが埋め立て処理されている。
張替えのたびに、大量のビニルゴミが出る。でもこれをすぐに捨てるのではなく、畑の太陽熱消毒用の被覆に再利用したり、補修用として残しておいたり、一応使えるだけは使うことを心掛けている。POにすれば、展張期間が長くなるので、それだけごみは減る事にはなるのだが…。
他にもビニルマルチや、潅水チューブ、出荷用の袋などなど、今の農業はプラスチック資材無しではやっていけない。でもそれだけゴミも出るということ。最近では、可分解性のマルチが開発されそれを利用したり、或いは籾殻や藁や堆肥などの有機質マルチを利用したりしているが、プラスチックゴミを出さないやり方というのも、よく考え試していきたいと思う。
小松

投稿者 komayu : 2005年10月19日 List   

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コメント

これはアメリカからの要求を日本国内で正当化するための方便だったのではないでしょうか?
戦後からの農業政策を調べていると、以下のようなことが書かれています。
>そんな折の1954(昭和29)年、アメリカは条件案付きで日本に経済社会構築のための防衛上の再軍備実施と食糧増産の打ち切りを要求、財政投入型の食糧増産をやめて日本はアメリカの余剰農産物を円で買う、そのかわりにアメリカは受け取ったその円を日本への防衛投資や日本製品購入に当てるという内容のMSA協定を提示。それを日本政府は、アメリカ側の新しい援助だとして飛び付き、即座にMSA協定を締結すると、日本の農政も、これまでの方針を大転換、米麦を中心とした増産対策(いわば食糧自給)の放棄と小農保護政策の中止を決めていく。(http://www.local.co.jp/news-drift/nousei-1.html

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